もともと味噌(みそ)は自分の家で作るのが一般的(いっぱんてき)でした。
それぞれ自分の作った味噌を自慢(じまん)しあったことから、じぶんをほめること、自慢することを「手前味噌」というようになりました。
ところで農家(のうか)でもあるわが家は今でも毎年、冬の一番寒い時期に味噌を仕込みます。
うちでとれた大豆(だいず)に、生の麹、塩を混ぜて、甕(かめ)に入れ、半年ぐらい発酵(はっこう)させます。
ここ3年間ぐらいは、私たち夫婦でやっていたのですが、今年は夫が二日酔い(ふつかよい)でなかなか起きられず、久しぶりに義父母(ぎふぼ)と一緒に作りました。
大豆を蒸して、つぶして(我が家は餅つき機を使っています)、
麹(我が家は米麹と麦麹1:1)、塩をまぜ、
丸めて味噌玉をつくります。
最後空気が入らないように、甕(かめ)にたたきつけるようにして入れます(これはストレス発散にもなります)
もう一度塩を振って、ラップをかけて、冷暗所(れいあんしょ)に置きます。
秋ごろにはきっとおいしい味噌になるはず。そう、「手前味噌」の完成です! こんな話もできますよ。フリートークをどうぞ。