こんにちは。
今日は、『問題集を新たに買った方がいいですか?問題』について書いていこうと思います。
この質問は、生徒さんからというよりは親御さんから聞かれる質問という印象があります。
今持っているテキストだけで大丈夫なのだろうか、と不安が出てくるのかもしれません。
『基本的には、基礎部分に関しては塾で使用しているテキストで大丈夫です。』
と、お答えしています。
不安がゆえに、他の参考書をどんどん買おうとされるのですが、
問題集やテキストを何冊持っているかではなく、
1冊の問題集をどれだけやりこんだかの方が大切です。
テキスト、問題集を次々買っても、どの問題集もやりっぱなしということが実際、散見されます。
少し厳しい言い方になってしまいますが、結局どのテキストも問題集も仕上げずに終わってしまう、、、というパターンがほとんどです。
基礎部分の必要知識は、基本となるテキストもしくは問題集を決めて、それを仕上げることを目標にしましょう。
テキスト1冊、問題集1冊であっても、きちんと完成させるのはかなり大変です。
成績が安定されている生徒さんは、やたらいろんな参考書に手を出すのではなく、基幹となる参考書を見定めて、そのテキストの中身を頭に入れることに注力されています。
問題集は買うと、その時なんだかパワーアップした気になるのですが、読書でいう「つんどく(積ん読)」状態とほぼ変わりません。
今、こなさないといけない問題集を実際に全て頭に入れているのであれば、新たに次のステップ用の問題集に進んでもいいと思います。
ただ、今、すでに要となるテキストを使っているのであれば、それをまず頭に叩き込んでください。
実際、いろんな問題集が出ていますが、中身の部分はどの参考書も同じ内容です。
焦らず、今の問題集を仕上げることに注力していただければと思います。