※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、
思ったことをお伝えするコラムです。
2023年の私の一番大きな思い出は
カフェトークとの出会いと
カフェトーク大賞をいただいたことです。
カフェトーク大賞ありがとうございました !
昨年1月、恐(おそ)る恐(おそ)る始めたカフェトークのレッスンですが、
まさか大賞をいただけるなんて思ってもいませんでした。
いろいろな生徒さんとレッスンをする中で、
生徒さんに教えていただくことが多い1年でしたので、
すべて生徒さんのおかげです。
ありがとうございました。
私は、大学卒業後、大手(おおて)広告(こうこく)会社で38年、
法政大学で教員(きょういん)として7年仕事をした後(あと)、
人生の中で、何かもうひとつ新しいことを始めたい、
それも、ひとりひとりの人の顔が見えて、
その人の夢を助けることをしたいと思い、
資格(しかく)をとって日本語教師を始めました。
カフェトークでレッスンを初めて、ちょうど1年になります。
その間(かん)、
日本語の本や文章を一緒に読み続けている方、
日本語会話がとても上手になった方、
日本の企業に就職した方、
日本の大学院に入った方、
ビジネス日本語を勉強してBJT高得点を目指している方、
…
いろいろな方とお話をしました。
私は今、72歳ですので、
すべての生徒さんは私より若い方です。
この歳(とし)になって、
いろいろな国の、それも若い方々(かたがた)と毎日お話ができる、
それはとても幸せなことです。
この歳(とし)になって思うのは、
人生は、わからないことばかり、
人は、世界のすべてを理解することはできない、
という当たり前のことです。
それでも、毎日新しい人や世界に触れることで
何かがわかる(わかったような気が)します。
毎日、少し何かがわかったような気がする、
それが人生というもの、生きる幸せというものなんだろう、
って、しみじみと思います。
そのような場を与えていただいたカフェトークに
心から感謝します。
ありがとうございました!
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KOBA
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