スペイン・アンダルシア地方、ハエン県
スペインはヨーロッパで70%のオリーブシェア、そして世界では45%のシェアを誇ります。
そんなオリーブ栽培が有名なハエン県の友達の家に泊まりに行き、週末オリーブ収穫をお手伝いに行きました。ハエン人は、家族の誰かがほとんど必ずオリーブ畑を持っている、と言われているほど、オリーブ畑が広大に広がっています。
※機械で枝を揺らし、その後棒で叩き、ネット上に落とします。ネットを回収していき、オリーブの実を一ヶ所に集めます。
オリーブ収穫は毎年12月。
今年は降水量が少なかったので、かなり収穫が少ないようです。
英語の記事にはなりますが、そちらについての記事も最近読みましたのでシェアします→https://www.bbc.com/news/world-europe-67565503
※雨が降ると地面が泥状になり、オリーブ収穫が出来ません。泥が付いた状態では、オイルにする機械がある農協に持っていけないからです。
※12月ということでもうほとんど熟して黒色になっています。緑色のオリーブは、まだ熟していないものです。
スペインの田舎料理、ミガス(migas)はフライドライスならぬ、フライド小麦粉。畑仕事をする人が手早くエネルギーチャージ出来るような料理が多いです。
スペインでは地球温暖化などの環境変化により降水量が減っているのと同事に、オリーブの収穫量が減っています。
オリーブオイルの値段も跳ね上がっておりニュースになっています。
農家さんの仕事は常に天候を気にしなければならないし、力仕事だし、大変な仕事だなと実感しました。