こんにちは。
受験生は過去問を解かれている時期かと思います。
今日は、この過去問の配点について書いていきたいと思います。
過去問の点数つけは、みなさんどうされていますか?
おそらく、過去問に書かれている点数で計算されていることと思います。
そして、合格者平均点と比較して今の自分の点数が上か下かで判断されているかもしれません。
ただ、実は、この過去問にかかれている点数は、大抵の場合、『推定』の配点です。
必ずしも、学校側の考えている配点と同じとは限りません。
学校側も配点を発表していないことが多く、この問題だったらこれくらいの点数だろうという、あくまで出題者ではない別の人が予想した点数が過去問の配点として書かれていることがほとんどです。
そうなると、過去問の推定での配点での計算はあくまで目安としてしか機能しません。
推定配点で自分の点数を過信したり過小評価することは危険です。
受験の部外者からすると、「ふーん、そうだね、当たり前だよね。」となるところですが、受験生当人からすると、過去問で取れたであろう自分の点数は一大事だったりします。
すると、過去問の推定配点で取れた点数で、一喜一憂してしまうことがよくあります。特にこの受験直前期。
では、どうすればいいのか?
過去問ができているかできていないかの判断のポイントを、推定配点ではなく、出題者の意図に沿って解けているかにすることです。
学校側が見たいのは、出題者の見抜いて欲しいポイントを見抜いて解けているか、という点です。
そこをおさえていると、本番で点数が伸びます。
聞かれている問題のポイントを的確に見抜き、答えることができているか、そこを過去問演習の時の基準としていくこと、ここを大切に過去問演習に取り組んでいただければと思います。