勉強するときに予習を重視するか、復習を重視するか。
勉強している人、科目、学年、性格によって変わってくるので、
今回は仮想的な人物であるA君に登場していただこう。
勉強が嫌いで化学が苦手な高校2年生のA君とする。
A君は化学が苦手である。
勉強するとした場合、予習をするべきか?復習をするべきか?
私は復習をするべきだと考える。
勉強が嫌いだと前提で書いているので、
そもそも普段勉強をしない可能性もある。
テスト前に大慌てでテスト範囲を勉強するか、
あるいはノー勉でテストに挑むだろう。
A君が予習をするだろうか?
毎日欠かさず?
私には長続きする想像がつかない。
化学が苦手だということは既習範囲がボロボロだろう。
既習範囲がボロボロなのに、
どうやってその上に知識を積み上げるのだろうか?
まずは直近の範囲で良いので公式や法則などの基礎を覚えて、
例題や基本問題までできるように誰かに教わる方が良いだろう。
最近の範囲なら忘れていることは少ないだろうし、
テスト範囲に含まれるなら実力アップが数値化されるからだ。
また、独学はおすすめしない。
間違って覚えてしまうとなかなか直しにくいのだ。
あとは範囲を完璧にしなくて良い。
発展問題までやる必要はない。
その範囲の基本問題が終わったら違う範囲に進もう。
普段勉強をしていない高校生へ。
今すぐ復習しろ!今日の問題を解き直せ!
億劫かもしれないが絶対復習をするべきだ。
「受験が近いのに基礎力がない!」
なんて思ったときにはもう手遅れなんだ。