※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。
( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)
昨日京都に来ました。
京都は桜が満開(まんかい)です。
私は、鴨川(かもがわ)の近くに住んでいますが、
今日、鴨川(かもがわ)を歩いて下鴨神社(しもがもじんじゃ)まで行ってきました。
「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」
年年歳歳《ねんねんさいさい》花相似《はなあいに》たり
歳歳年年《さいさいねんねん》人同《ひとおな》じからず
有名な劉希夷(りゅうきい)の詩ですが、
昨年も、今頃京都にいました。
その時は、まだ日本語教師の勉強中でしたが、
今は、Cafetalkでいろいろな国の方々に
日本語を教えています。
劉希夷(りゅうきい)の詩は、
年齢とともに衰(おとろ)える人間の哀(かな)しみを歌った詩ですが、
私にとって、
今年の春は、
年をとっても
新しい人と出会い、
今まで知らなかったことを知る喜びもある、と
あらためて感じる春です。
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KOBA
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