こんにちは✋
不動産コンサルタントのmasaです!
今日は、本質をぶった切る話を!
「不動産投資は節税効果がある!」
という言葉、お聞きになられたことはありませんか?
結論から申し上げると、節税を第一目的で不動産投資をすると、大赤字を食らいます。
不動産を使った節税効果、
これは大きく分けて2つ。
①相続税対策
②損益通算を使った所得税・住民税の還付
この2つです。
このコラムでは簡単に解説しますね♪
①相続税対策
これは適正にやれば、効果的。
しかし、「相続税対策になる」とうたった不動産は、まず赤字になります。
なぜならば、
相続税対策になったとしても、物件の価値が下がるから!
新築マンションとか、新築アパートとかが代表例です。
日本の建物は「法定耐用年数」が基本。
時が経過すれば、価値が下がるという考え方です。
場所や時期によっては、まれに買った金額よりも高く売れることもありますが、
「まれ」です。
相続税対策になったとしても、キャピタルゲインでマイナスになり、
損するという話。
②損益通算を使った所得税・住民税の還付
これは、詳しく知らずにやると危険です!
大手企業のサラリーマンがカモにされている新築ワンルームマンション投資に代表される手法。
建物の価値が下がった分「減価償却費」を、毎月・毎年分費用として計上できるという仕組み。
この費用計上した分、建物の「簿価」が下がります。
どういうことか?
費用計上した分、将来売却する時の基準となる簿価が下がり、税務上、売却時に利益が莫大に出てしまうという事。
この影響で、譲渡所得税が爆上がりするという仕組み。
簡単に申し上げると、"税の繰り延べ"をしているようなものなのです。
不動産投資をするのなら、まずキャピタルゲイン・インカムゲインのバランス。
資産価値と収益性を見るのが鉄則。
その次に、節税効果を見て頂くのが得策だと思います。
前面に節税効果をうたった物件は、
割高物件の可能性が高いです!!
詳しく聞きたい方は、リクエストください♪