*カナダへの道【前半】を読む
1999年3月の終わり~いざ!カナダへ。
私は、再び…
今回は”出戻る事なく”日本を発った。
30年、親元を離れる事無く、生活してきた。
しばらく、家族とは会えないだろう。
そう思うと
トロントまでの13時間
わたしは感傷的になり、人目を忍んで涙した。
そしてトロントからハリファックスへの機内では、涙が涸れていた。
ワーキングホリデービザでの渡加とはいえ
カナダでいきなりの就職。
観光でもなく、留学でもない
そのカナダ行き。
留学経験も就労経験もない30オンナ・Toriaの選択はあまりに突拍子過ぎた。
2月にカナダ入りした時と同じく
わたしは、就職した日系企業T社の一室に居た。
しばらく、そこに住むとしても
わたしは”自分が落ち着ける”部屋を探したかった。
ところが、社長は「ココに居ればいい」と言い張る。
異国での暮らし。何もわからない。英語もさほど出来ない。
確かに、今の時点では
此処にいるしかないのかもしれない…。
仕事とプライベートの境のない
歪なカナダ生活の始まり。
だが、その歪さは
わたしが思っている以上だった…
Oscar Dunbar - Spring Rain(2019)
やっと、書き出しました!
「カナダへの道」後半です。
Toriaの30歳までは、へっぽこぶりが際立っていましたが(〃艸〃)
ここからは、でこぼこ道を歩き始めます。
英語もさほど出来ず、何をどうしてカナダでやっていけるか~続きを読む
TORIA (o ̄∇ ̄)/