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Cafetalk Tutor's Column

jun_watanabe 講師的專欄

痛みのオノマトペ

2023年2月4日

台中からこんばんは!!
わたなべです。
日本が誇るドクター野口英雄って、1900年に渡米して最後アフリカでなくなるまで、ずっと海外で頑張ったなんて、すごいなぁと思う今日この頃。
さて、私はと言うと、いつもは台中の大学などで日本語を教えている高学歴の同僚先生の代講授業を頼まれました。(受身表現ですね(笑))
といっても、大学の授業のほうではなく、その先生の他の授業で生徒はお医者様(ドクター)ですね。
日本語中級に入ったばかりで、教科書ばかりでもつまらないので、何か授業にできないかなぁと考えていたところ、見つけました!!
そう、オノマトペ!! 日本語って痛みに対するオノマトペって凄く多いんです。
例えば、日本の冬に私はよく、ぎっくり腰(英語で魔女の一撃)をよくします。
病院に行って、お医者さんが「どうしましたか?」私は「えーと、ぎっくり腰みたいで。。。」
「あ、そうですか、では腰がギクッとしてから、背中がパンパンに張ったり、腰以外にジンジンするとか、ピリピリするところありますか」と質問されます。私は「動くたびにズキズキ痛くて、咳をするとズキーンとしてヒエーとなります。」と答えました。このたった、1分程度の会話のなかでどれぐらいの擬音語がつかわれたでしょうか。
自分の体の痛みに忠実な言葉で伝えるのに便利な擬態語(オノマトペ)、症状によって変わる痛みの種類や程度を表すことができるので、医療の世界でも重要視されているとかで、診断のカギとなることもあるようです。
よし、これで教案を作ろう!!と初めてみたのですが、痛みには「針を刺すような痛み」など比喩表現もたくさんあって、なかなか興味深いです。今回だけの代講ではなく、あと1回欲しいなと思う、わたなべでした。




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