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Cafetalk Tutor's Column

KOBA 講師的專欄

[レッスンの余白③] なぜ、日本語教師に?その2〜モンゴルの青い空

2023年1月28日

※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、思ったことをお伝えするコラムです。

 

「空想(くうそう)につきあっていただきたい。

  モンゴル高原(こうげん)が、天(てん)に近(ちか)
 ということについてである。

  そこは、空(そら)と草(くさ)だけでできあがっている。

  人影(ひとかげ)はまばらで、
 そのくらしは天(てん)に棲(す)んでいるとしか思(おも)えない。」
 (ふりがな:KOBA

 

司馬遼太郎(しばりょうたろう)という作家(さっか)
「草原(そうげん)の記(き)」という本の、最初(さいしょ)の文です。

この本を読(よ)んで、はじめてモンゴルに行ったのはもう30年前、

モンゴルの草原(そうげん)のさわやかな風(かぜ)

夜の草原(そうげん)からみる空いっぱいの星がわすれられなくて、

それから、もう8回もモンゴルに行っています。

 

その中で、モンゴルの若者(わかもの)たちと知り合い、

その若者(わかもの)たちが日本に留学(りゅうがく)して、

わたしの家にいたこともありました。

 

そのとき、その若者(わかもの)たちがかよっている
日本語学校へ行ったのが、

わたしと日本語学校のはじめての出会いでした。

外国(がいこく)の若者(わかもの)に日本語をおしえて、

その若者(わかもの)が日本人と話をして、

日本を好きになってくれる、

こんな仕事があるんだ、と思いました。

 

仕事をやめて日本語教師になったのは、

それから20年以上たってからですが、

日本語教師になろうとおもったきっかけのひとつです。

 

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KOBA 
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