自分の意見を述べることの難しさ
2022年12月20日
私はドイツに来て、自分の思ってることを言葉にすることに苦戦しています。
自分は意見をしっかり持ってるはずだ、
自分の考えてることはしっかり言葉にできるはずだ、と信じていました。
しかし、ドイツに来てから、全くできなくて、
今まで日本に住んでいてこういう機会って少なかったんだなと実感しました。
本当に簡単なことです。
最近受けているIELTS対策講座で
「自分の国では自転車を使う人は多いですか?」
「自転車を使うことはもっと推進されるべきだと思いますか?」
という質問がありました。
もちろん自分の学んでいる言語で、
完ぺきではないから上手く話せないということもあると思いますが、
それ以上に、日本語でもうまく答えられないんじゃないかという考えが浮かびました。
日本とドイツの教育で違うところは、アウトプットの量だと思います。
日本の教育ではインプットに力を入れて
暗記、暗記、ひたすら暗記。
たしかに基礎知識は身についたように思えるけど、
では、「今日その授業で習ったことを教えてください」
と言われて答えられる人はどのくらいいるのでしょうか。
少なくとも私はできないです。
学部時代の一年間の留学で私はこの弱みをどうにかしたいと思いました。
自分の思っていることを自分の言葉にして、周りの人に伝えることができないと
日本以外の外国で働いて、生きていくことは難しいと思います。
そして、それができるようになったら、
もっと楽に、気持ちよく生きることができるのではないかと信じています。
皆さんは外国語を勉強して、気づいたことはありますか?
私と同じような考えを持っている方、そうでない方、
自分の意見を共有してもらえたら私も嬉しいです。