所変われば 品変わる ・・・
虫も変わる ・・・
血を吸うハエと血を吸わない蚊
英国滞在中に私の住んでいた地方のハエは、「吸血バエ」でした。
これには驚きました。サイズ的には日本の最も小さいハエと同程度で(小バエは別ですが)、姿かたちもハエそのものでした。
普段は主に家畜の血を吸っているようですが、人間の血も吸います。
私も時々吸われました。良く覚えていませんが、吸われても痒みは殆ど無かったような気がします。
潰れると赤い液が漏れ出ます。それ以外の種類のハエは見かけませんでした。
一方、蚊に血を吸われた記憶は一度もないので、蚊は吸血ではなかったと思われます。
時々は私の腕にも止まりましたが、放置して観察しても、結局は何もせず飛び去るので、腕に止まる目的は不明です。
見たところは日本の蚊と非常に良く似ており、地元の人々もモスキートと言っていました。
ただ、私は日本でもあまり蚊に食われないので、英国の蚊が私の血を嫌った、という可能性も無くはありません。
特に音姫(私のカミさん、ピアノ教師)と一緒のとき、彼女は何か所も食われますが、私は全く無傷です。
私としては、蚊取り線香を連れて歩いているようなものです。
蚊が好むか好まないかは、血液型が関係しているという話も聞いたことがありますが・・・
私はB型、彼女はA型です。
やはり私は、文字通り、虫が好かない奴なのでしょう。
ちなみに、B型は日本人では多く見られますが、欧米ではかなり希少だそうです。
ただ、物理屋には圧倒的にB型が多いと聞いています。