▶夢や希望～カナダへの道③


本日も、お題をパクらせていただきました┏○ﾍﾟｺｯ

Keisuke先生のコラム「過去は変えられねえ！」
お読みになりましたか？

過去は変えられない…確かにそうですねぇ…（遠い目～（ ￣-￣）ﾄｵｲﾒ

大学のアメリカ研修から帰り、次の日にはまた”会社員のわたし”。
２週間余りの日々が
いかに「非日常」であったかという事を、しみじみ実感していた。
それと共に、海外へ・北米へとの夢は、遥か遠く。今や、どうやっても叶わぬ夢。
夢と希望を失ったわたしは、まるで魂がぬけたような腑抜け状態で
しばらく、仕事も勉強も身が入らなかった。

この年、消費税が３％から５％になり、円安・超低金利が続き
山一証券の自主廃業、北海道拓殖銀行の破綻など
日本経済を揺るがす出来事が続いていた。

不安な世相のなかで、夢と現実の落差に苦悩する日々。
27歳の自分はどうしたいのか
本当は、何がしたいのか。
そして、過去を思い出しては
「あの時、ああしておけば・・・」「こうしておけば・・・」と後ろを向いていた。

悩んでばかり、愚痴ばかり。ため息ばかり。
相変わらず、仕事と大学。それ以外に、わたしの生活の中にあるものは何も無かった。

わたしが北米に、カナダに強い憧れを持つようになったのは
仕事が大きなきっかけだった。
買付を担当していたカナダ産水産品の輸入元との仕事は
大変ながらも、楽しさがあった。
頑張れば、頑張っただけ結果が付いてきた。
気が付けば、担当していた商品で
業界内輸入・販売量歴代1位を達成し、さらに女性では初めての偉業と言われた。
業界紙にインタビュー記事が掲載されるなど、一気に業界ではちょっとした有名人になり
同時に業界内での注目度や
社内でのプレッシャーが大きくなった。

このまま、日本で
この会社でバリバリ！キャリアウーマンを目指すのか！
でも…

わたしは夢を捨てられなかった。
諦められなかった。

やっぱり、何としても北米を目指したい！
どうしたら、行けるだろうか…
また、そればかりを考える日々が始まった。

とりあえず、当面の目標は大学卒業。
はっきり、何かがあるわけではないけれど
わたしは、改めて
北米へ、カナダへ行きたい！と
夢への仕切り直しをした。

変えられぬ過去の呪縛から、自ら抜け出す事にし
翼を持ちたいと願った…


平原綾香「翼をください」(2005)

急激な円安に、金融機関が破綻するなんて信じられない事が起きた、この年。
英国王室のダイアナ妃が亡くなった年でもありましたね…。
何だかわからぬ、悶々とした悩みを抱え
ちょっと過去を振り返っては
「あぁ～あの時、結婚しとけば良かったんじゃないか」とか
「もっと早くに海外に出てれば」とか「転職しとけば」とか
それこそ、もっと英語勉強しておけばよかったとか…
しょうもない、過去を追いかけて追いかけて～してました。

それでも、わたしが選んだのは
北米を、カナダを目指す事…。
ここから、どれだけ苦労するんでしょうか(*｀艸´)ｳｼｼｼ～続きを読む

TORIA (o￣∇￣)/