こんにちはSaoです。
英検保持級やTOEICスコアが高い生徒様の中で意外と多いお悩みが、
「会話のリスニング」について。
・TOEICスコアは良いのになぜか会話になると話せないし聞き取れない
・映画を観ても聞き取れない事が多い
TOEICや英検の級が高いのに、いざ会話になると喋ることはおろか、聞き取りすらなぜか出来なくなっている!?
一体なぜなのでしょうか。
実はここに、机上で学ぶ英語と実際の会話で使う英語の違いがあります。
多くの人がTOEICや英検等で学んだ英語で会話が出来ると思っています。
確かに出来る事は出来るのですが、
試験で学ぶ英語と日常会話でカジュアルに使う英語は実は違く、実際の日常でネイティブが使っている英語は、崩れている事が多いです。
どう言う事かと言いますと、
例えばこちらのWhat are you doing
アメリカやカナダでは「ワットアーユードゥーイング」と一語一句はっきりと言っているネイティブはほとんどおらず、大抵がwhat are youの部分をつなげ、ワルユーと発音しています。
しまいにはwhat are youの部分が「ワッチャ」や「ワッチュ」みたいな言い方で発音する人もおり、かなり崩した言い方になります。
こんな感じで、実際に会話で使われる英語は早く発音されたり繋がったり、略されたりと、会話向けの言い方に変えられています。
特に映画や海外ドラマだと早口でベラベラベラベラ喋る方もいますので、略されたり繋げて言われたりと、机上の学習では出てこない言い方をする事が多いです。
なので見たままの文章だけで覚えている人は、この崩れた英語し対応しきれていないのです。
映画やドラマで使われている英語も結局全て「会話」
日本語でも、文章的にみると正しくなくても、会話では当たり前の様に使われていて、かつ通じている言い方、けっこうありますよね。
例えば
「あざっす」とか「そっすね」とか(笑)
ありがとうございます⇒あざっす って、日本語の文章だけで勉強している外国人があざっすを聞いて一発で「ありがとうございます」と認識することはないでしょう。
他にも「全然大丈夫」とか「自分的には~」や「マジか」など
これらも日本語の会話でしか使われないブロークンな言葉です。
これと同じで英語もブロークンな言い方がたくさんあるのです。
なので、参考書や問題集の勉強ばかりだと、どんなにスコアが良くても会話では通用しない…という事になるので、こういった方々が会話で聞き取れない方が多かったりします。
他の記事でも、会話で使われるフレーズをネイティブはどう言うか発音方法を紹介している記事もいくつかご紹介しています☆
実際の文章をネイティブはどう言うか学び、真似っこしてみるのもアリです☆