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Cafetalk Tutor's Column

Makoto ATOZI 讲师的专栏

移ろいゆくときの中で Vol.8

2022年8月25日

あの空の向こうに、あの頃の僕らがいる

移ろいゆくときの中で
ぼくたちは様々なことを忘れてゆく。
気づきと、忘却とを繰り返し、
手にすることと、失うことを繰り返し、
気がすむまで、この人生に向き合いながら、
両極に揺れながら、目指す場所から招かれている。


宇宙は広く、大地は熱い

最近、起床してすぐと、就寝前に空を見上げるようにしています。
静かにゆっくりと雲は流れてゆく。
今日はどちらへ向かうのだろうと眺めながら祈ると、
まるでハッと何も動いていないかのように感じる時もある。
そしてある瞬間には、別の空として、太陽の位置が高くなっている。
ときは流れている。全ては移ろいゆく。


全ては言葉の中に含まれる。

「宇宙」と一言言えば、 
言葉の中に宇宙がある。
「ぼくは幸せだ」と言えば、
言葉の中にぼくが生きていく。

時々、アート、言葉、物語、音楽などには、
やはり大いなる何らかの力が働いていて、
そのような力に感応した時に、
名作は生まれるのだと確信することがある。

このような考え方を好まない人もいるだろうから、
絶対にそうだとは言えないけれど、
密かに絶対だと思っていること。
ぼくたち一人一人の心の中には大いなる何かがあって、
ぼくからみた世界はぼくの世界であり、
あなたからみた世界はあなたの世界。
それなのにぼくはあなたであり、あなたはぼく。
ぼくは太陽であり、太陽はぼく。
魂は全てであり、全ては魂。

星は最初見上げたときはまばらなのに、
よくよく見つめていると、あるとき、
グン!と見えている星の数が増えてくることがある。
満天の星空が広がる。

ぼくたちは目に見えているものばかりに、
気を取られすぎなんじゃないかなあ。

世界中のどこを見たとしても、
あらゆる場所にあの頃のぼくらがいる。
大いなる何かが内から外から見守ってくれている。

なんていろいろ書きましたが、
あまりゴチャゴチャ考えず、
目の前の人が笑っていてくれるなら、
それだけでぼくたちは幸せですよね。

人生ってそれでもう成功な気がします。

目の前で笑っていてくれる生命って、
人の姿をした天使なのだと思う。

みんな何らかの役割を持って
この惑星にやってきた。

学んで、気づいて、運動して、笑って、
泣いて、怒って、優しくなって、愛しくなって、

人生ってやっぱり素敵なモノだと思う。

コロナで世の中大変だけれど、
目に見えるものだけに右往左往していたら、
せっかくの恵みにも気づけないかもしれない。

目の前の人に笑っていてもらいたい。
そういうことを心がけてレッスンをしよう。

うん、そうしよう。

人生、がんばりましょう。

がんばる、はひらがながいいと思います。


Makoto ATOZI


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