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Cafetalk Tutor's Column

Aoi.r 讲师的专栏

番外編…初代「元気」

2022年8月5日

こんにちは、
今まで我が家の家族のご紹介をしてきました。
長女のこちょび
長男の元気
末っ子のヴィータ

今日はほんの少しの間、我が家に縁があった子猫のご紹介をさせていただきます。

二年前の春、ある子猫を保護しました。
正確には「猫を保護したんだけど・・」という連絡を受けて駆け付けました。
その子は恐らく生まれてすぐ猫風邪にかかり、親猫から見捨てられた様子。幾重にも重なったひどい目ヤニで目も開けられず瀕死の状態でした。
保護した方はこのまま様子を見ようかと思う・・。と
どう見てもそのまま様子を見ていたら命がもたない状態だったので引き取りました。

獣医からは無理かもしれない・・と。
性別もまだわからない子猫・・。
とにかく命を取り留めて欲しい。
元気になって欲しい。
「元気になぁれ。元気になぁれ・・」
毎日呪文のように唱え続けました。
その願いを込めて「元気」と名付けました。

最初の三日間は付きっきりでの看病。
小さいスポイトで少しずづ水分を与え、薬を飲ませ、目薬をさす。
排尿を促し、安心して眠れるようにベッドを整える。

三日目から徐々に食べるようになり、少しずづ動くようになっていきました。
目ヤニでつぶれかかっていた目もくっきりと開いてじっとこちらを見つめるように・・・。
獣医からは命は助かっても目が見えなくなるかも、と言われていた目がとても可愛く開いているのです!
そのつぶらな瞳で私たちをしっかりと見つめてきました。

峠を超えたのでしょう。
そこからの回復力はすさまじいものがありました。
数日後には部屋中を探検し、私たちの足によじ登るまでに。
ご飯も自分から食べられるようになりました。

そんな折、最初に保護した方から子猫を引き取る旨の話が・・。

約三週間・・・私たちのもとで命を回復させた子猫。
・・・
 ・・・
もう一度獣医に診ていただき、しっかり回復していることを確認してお別れしました。


そののち、女の子と判明。
今は可愛い名前で、素敵なご家族のもとでとても幸せに暮らしています。
庭で花の手入れをしていると必ず側に来るのだとか・・。

これが初代「元気」との縁です。
とてもつらい別れでした。

でも、今思えばその別れがあったから私たちはその後、黒猫の元気と縁を結ぶことが出来た。
同じ名前を与えるのに躊躇しました。
でも、どう悩んでも「元気に育って欲しい・・」それが一番でした。

「縁」って不思議なもの・・。
心からそう感じています。


今、このカフェトークで講師をさせていただいています。
本来なら顔を合わせることもない方々ともお話できる・・。
一度きりで終わる方も、何度も続けてしっかりとつながっていく方も。
様々なご縁であふれている毎日。
一つ一つのご縁を、一つ一つのレッスンを大事にしたいと心がけています。

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