ピアノを何年弾いていても、事あるごとに「ゆっくり練習」に戻ってきます。
速い練習ばかりして上達した方はいないのではないでしょうか。
曲の譜読みが終わって、指の自由が効いてくると私達はつい速いテンポで弾きたくなってしまいますね。楽しいので^^
でもそればかりでは残念ながら上手くはならないのです。
基礎工事がきちんと出来ていない一軒家を想像してみてください。外見はオシャレで綺麗ですが、少しの事で壊れてしまいます。
ただ雰囲気で弾いている演奏は、基礎工事が脆い家と同じです。なんとなくは取り繕えてるけど…なんかなぁという。。
地味な練習ですが、ゆっくり音を確かめる練習は私達の音楽の基礎を作ってくれます。
まだ学生の頃「ゆっくり練習するのは子供だけだと思ってる?私達こそしなきゃいけないんだよ」と先生に何度も言われてきました。
基礎工事と同じく、地味で外からは見えませんが演奏にはじわじわ反映されてきます。
ゆっくり地道にいい音楽を一緒に作っていきましょう♪