みなさん、こんにちは! 日本語教師の Onoyo です。
「みんなの日本語」では、
第一課から第三課までは、
「〜です。(〜是〜)」「〜ではありません。(〜不是〜)」
の変化を練習します。
「人」を表す言葉「わたし(我)」「あなた(你)」「あの人(他,她)」「〜さん(〜先生,〜小姐)」
を
職業などを表す言葉「学生」「会社員」「銀行員」「研究者」「医者」「先生(老师)」
でつなげて、
肯定形「〜です。(〜是〜)」や否定形「〜ではありません。(〜不是〜)」
を作ります。
第4課から第7課までは動詞の変化(〜ます、〜ました、〜ません、〜ませんでした)
を使いながら、いろいろな動詞、それに関連する助詞「へ、に、で、を、と、も、」などを覚えます。
まずは、第4課で扱う「〜へ行きます」を使った、簡単な練習をご紹介します。
駅へ行く途中、歩きながらできる練習です。また、空想しながらバーチャルでも練習できますよ。
1、道を歩いている途中、目に入った「場所」を表す言葉を日本語で言ってみます。
「おばさんの家(いえ)、幼稚園(ようちえん)、駐車場(ちゅうしゃじょう)、踏切(ふみきり)、スーパー、パチンコ屋(や)」などなど。駅まで行く道すがら、限りなく言えますね。
2、それぞれの場所を自分の状況によって、次のどれかを選び、意味を成す文を作ります。
「わたしは〜へ行きます」→「わたしは駅へ行きます」
「わたしは〜へ行きました」→「わたしはスーパーへ行きました」
「わたしは〜へ行きません」→「わたしはパチンコ屋へ行きません」
「わたしは〜へ行きませんでした」→「わたしは昨日スーパーへ行きませんでした」(時間を組み合わせる)
コツは、視覚に入ってきたものを、すぐに日本語にして、文を作る!
ことです。
目に見たことに反応することが、「脳へのスイッチ」になって、その日本語を連想させるという
練習をすることで、「パプロフの犬」のように、反応で言葉が出てくるようになります。
ぜひお試しくださいね。