みなさん、こんにちは!
Onoyoです。
今日は〜この世は本当は全て逆さま〜という
「般若心経」の一節、
「心無圭礙無圭礙故 無有恐怖遠離一切転倒夢想究境涅槃
(心に何の気掛かりなこともなければ、恐怖もなくなり、
現実とは逆さまな思いから離れたら、涅槃の境地に(たどり着ける)」
からのお話です。
人はとかく、感情や妄想などに影響されながら物や人を見てしまいがちです。
でも、それに気づかず、自らの目で見たもの全てが「真実」と思いがちですが、
自らが見たものの中には、一部(かまたは全て)に
気持ちの揺れや、感情に左右されている「転倒夢想」が存在するということに
気づかなければいけません。
「夢を見る」ことは決して悪いことではありません。
人間は、より効率よく生きるために、「夢」を見ながら、頑張ったり、我慢したりするのです。
ただ、それをやり過ぎてしまうと全てが逆さまな「夢」の中で生きることになってしまい、
現実から離れてしまいます。そのために、結果、「夢」とはかけ離れていくことにもなります。
人間的な感情などに影響されない、静かな「心の奥底にある」目で見ながら生きていくことで、
「涅槃に至る(真の幸せ)」となることを
この言葉は表しています。
私の好きな言葉の一つを今日はご紹介いたしました。
いつもご覧いただきありがとうございます。