こんにちは日本語講師のAoi.rす。
以前、名前の当て字について書きました。
今日は漢字についてもう少し書きます。
日本で作られた漢字があるって知っていますか?国字といいます。
おもしろいですよ~。
例えば
峠(とおげ)・・・山を上下するための道
働く(はたらく)・人が動くから
辻(つじ)・・・・十字路
鰆(さわら)・・・早春が旬の魚
鰯(いわし)・・・水揚げするとすぐに弱ってしまう魚
鱈(たら)・・・・雪が降るころが旬、身が雪のように白いから
などなど・・。
魚の名前はおもしろいですよ。
その魚の旬や特徴を漢字で表しているものがたくさんあります。
例えば
秋刀魚(さんま)・・・・秋が旬の刀の形をした魚
柳葉魚(ししゃも)・・・柳の葉のような魚
公魚(わかさぎ)・・・・江戸時代に徳川家に献上された御公儀の魚だった
細魚(さより)・・・・・細い魚
間八(カンパチ)・・・・頭に八の字のような線があるから
などなど・・・。
他にも国名なども以外な漢字が使われていたりして調べ始めるとあっという間に時間が過ぎます。
自分なりの漢字を作ったり、漢字の意味を調べて自分なりの表現をしたりするのも楽しいです。
また、本家の中国とは全く違う意味になっている漢字もあります。
漢字の国だから一緒!わかるよね~・・。なんて考えると勘違いすることもあります。
NHKの「漢字ふむふむ」ではそんな漢字を取り上げていて面白いです。
皆さん、漢字は苦手!なんて考えずに楽しく漢字で遊んでみませんか。(*´▽`*)
*タイトルの魚は 鰆(さわら) 鰍(かじか) 鮗(コノシロ) です。
魚へんに夏の魚はありません。(>_<)