ロールプレイングゲーム(Role-playing game:RPG)とは、
参加者が各自に割り当てられたキャラクター(プレイヤーキャラクター)を操作し、
一般にはお互いに協力しあい、架空の状況下にて与えられる試練
(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームである。
以上、Wikipediaからの引用です。
DQ(ドラゴンクエスト)やFF(ファイナルファンタジー)シリーズが有名ですね。
さて、RPGには勇者の他に魔法使いや格闘家、僧侶などさまざまなキャラクターがいます。
これがもし全員勇者だけのパーティ(メンバー)だったら、と考えたことはありませんか?
レベルを最高まで上げてひたすら攻撃して敵を倒す。
それはそれで爽快かもしれませんが、辿り着くためには途方もないレベル上げが必要です。
それよりも、攻撃・防御・回復がバランスの取れたパーティで攻略するのが最短でしょう。
つまり、それぞれのキャラクターを生かしてバランスを取ったほうが近道なのです。
実社会で言い換えれば、全員が医師や政治家のようなエリートである必要はないということです。
あなたのゲームの主人公はあなたです。それは変わりません。
勉強が得意な人がいれば、苦手な人もいます。
スポーツが得意な人がいれば、苦手な人もいます。
個性や特徴は人それぞれです。
勉強が苦手ならそれはそれで良いと思います。特徴ですから。
勉強が苦手でも、スポーツや美術が得意かもしれないですよね。
それならその才能を認めて伸ばすほうが良いと思います。
勉強が苦痛で仕方がないなら違うことに情熱を燃やしてください。
できるだけ消去法ではなく積極法で選びましょう。
何もしないのはダメです。何かに熱中しましょう。
ただし、何かに熱中したとしても、社会に役立たなければそれは仕事にできません。
ゲームが得意でも仕事にはなりえませんね。
これは私も探していることでもあるのですが、
自分ができて他の人が必要としているものを提供しなくてはいけないです。
スポーツが得意ならコーチをしても良い。
教えるのが得意なら先生になっても良い。
研究が好きなら科学者になっても良い。
世の中にはいろいろな職業があるではないですか。
「あなたができること」は必ずしもみんなができるとは限りません。
「あなたができること」は「みんなにはできないこと」かもしれません。
そんなとき、あなたがみんなに教えたら感謝されるし達成感も得られると思います。
今日のコラムは勉強自体を否定する意図はありません。
基礎学力は必ず必要になります。
日常生活でも義務教育内容は役に立ちますよね?
その後は他人に迷惑をかけなければ自分が生きたいように生きていくのも良いと思います。
警察官、店員、公務員、アスリート、職業は選ぶことができます。
あなたは誰かの人生のではなくあなたの人生を歩んで欲しいです。
勇者はあくまで一つの生き方。魔法使いでも格闘家でも良いじゃないですか。