「あなたは金属に例えると何ですか?」
という勝手に作った問題の解答です。
化学の内容なのでほとんどの人には興味ない内容でしょう。
タングステンは、金属の中で
融点(固体から液体になる温度)が最も高く、
沸点(液体から気体になる温度)も研究によっては最も高いです。
とても硬く、とても重く、とても熱に強いと三拍子揃っているため、
高級な切削用工具に用いられます。
また、高い耐摩耗性から実印などの印鑑にも使用されます。
そして、レアメタルでもあります。
衝撃に弱いのが弱点です。
私がタングステンだと思う理由は2つあります。
1つ目は、沸点が高いことです。
怒りやすい人のことを「沸点が低い人」と言いますよね。
私はその反対です。沸点がめちゃめちゃ高いです。怒りません。
人生で本気で怒ったことは数回です。
塾講師のときに、先輩から「怒らないと舐められるよ」と言われて
渋々それっぽく大声で怒鳴ったことはありましたが、
私が怒ったのは塾に勤めた5年を通して1回だけです。
これは、私が怒る習慣がないことと、
私も怒られたくないことが原因だと思います。
親に無理やり塾に行かされて、塾では先生に怒られるなんて嫌ではないですか。
怒られるよりは褒められたり笑顔で話しかけられた方が嬉しいですよね。
もちろん、先生なら一線を越えたら怒らないといけないときもあります。
でも、私は相当のことをしても怒りません。
宿題をやっていない、テストで成績が悪かった、云々。
それに対して怒っても叱っても、終わったことは変わりません。
次は頑張ろうよ。と話します。
日常生活をしていて頻繁に怒る性質の方は、
何か強烈なストレスをお持ちなのではないでしょうか。
2つ目は、衝撃に弱いことです。
怒られるのに慣れていないので怒られると凹みます。
打たれ弱いのが私の弱点です。そのせいで就活のときは苦労しました。
でも、タングステンとは違い、夜にしっかり眠れば50%くらい回復します。
3日経てばほぼ回復します。
怒られ続ければ回復ができませんが、そうでなければ3日で元通りです。
辛いことがあって号泣しても、翌朝から笑顔で頑張ろうというスタイルです。
バリバリのビジネスパーソンではないからこんな呑気なことが言えるのかもしれません。
マイペース過ぎるのかもしれません。
でも「心の余裕」は必要だと思います。
限界まで働いて精神を摩耗する人生は経済的に良くても、
精神的・肉体的に将来ガタが来ます。
もっと気楽に生きませんか?
最近は天気が良いですね。
今日も一日頑張り過ぎずに生きましょう。