心の三部作① 真の痛み
心の三部作② 私はタングステンです。怒りません。心の三部作③ 想いだけでは届かないよ
辛いときは誰かに話せば楽になりますよね。
でも、それは同時に誰かに辛さのおすそ分けをしているのです。
傾聴やお悩み相談のジャンルのレッスンは一見誰でもできそうな気がします。
でも、待ってください。相手に話した内容に責任が持てますか?
相手の痛みを本当にわかることができますか?
私は相手の痛みを100%理解することはできないし、
怖くて余程心に余裕がある時でなければ引き受けられません。
「普通の人」という言葉がありますが、
人それぞれ違うので誰がどうすれば普通になるのかの定義が曖昧です。
私も普通の人なのかもしれません。
お悩み相談カテゴリには程遠い存在なのかもしれません。
ではなぜお悩み相談カテゴリにしているかというと、
塾講師時代にいろいろな生徒からメンタル的な相談を受けたからです。
私はカウンセリングの資格は一切持っていませんが、
豆腐メンタルの受験生から多くの相談を受けました。
なぜか考えると、生徒と年齢が近かったことと、
私も浪人していたので心境をわかってくれると思ったのでしょう。
実際に生徒の悩みは当時の私の悩みと重なる部分が多かったです。
私は上手く言葉にして表現するのは苦手でしたが、
話を聞いた後に私の過去の話をしてほんの少し背中を押すと
生徒はすっきりした顔をしていました。
痛みがわからない人に痛みの相談をしてもあまり参考にならないと思います。
例えば、鬱になったことがない人に鬱になった相談をしても、
相談者からは全く見当外れの解答が得られることでしょう。
本当に地獄を見てきたような人なら違うことを言うはずです。
いくらカウンセリングの資格があっても専門家でも、
死線を潜り抜けなければ見えないものがあるのではないでしょうか。
講師と生徒は他人です。他人の痛みをわかることは難しいでしょう。
そういう意味では私は相談者の悩みを100%汲み取ることはできないかもしれません。
「もう限界だ」「もう無理」となっては手遅れになる可能性が高いです。
視野が狭くなり他人のアドバイスを参考にするだけの余裕もありません。
「最近不調だな」と思った時点で早めに相談しましょう。
「最近楽しくないな」と感じたら要注意です。
もし、そのような精神的不調を感じたらとにかく休み逃げることです。
逃げるなんてと思うかもしれませんが、そこに居続けると悪化しますよ。
私に話をしてみたいのであれば、
夜にオンラインスタンバイしますのでその時に声を掛けてください。
少なくとも私は日中から暗い話はできないです。よろしくお願いします。