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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Rie_Takayama

人を導くということ

Weekly Topic: What is the best part in being a tutor?

Mar 15, 2022

カフェトークの皆様こんにちは!
すっかり春の陽気ですね〜♪
お元気でしょうか?!

今回は、今週のお題で。

「講師という仕事の一番良いところ」

うーん、何でしょうね。。。

人に何かを教えたり、伝えたりすることって、その内容が単なる知識や情報であった場合、そこには「正しさ」の提供という責任が生まれますよね。

そして、その正しさを保証するものとして、資格や実績というものがあって、この資格や実績に基づいて人から「先生」と呼ばれたりすることも多いのが講師というお仕事ですよね。

なので、昔は、先生っていうお仕事は、この資格がモノを言う度合いが大きかったな、と思ったりします。
だから、講師とか先生って、人から「先生」として扱われる、という意味で、地位や名誉が高いというのはあったのかもしれません。

ですが、今は、講師イコール必ずしも資格とか、知識情報量の多さを証明してそれを提供する仕事ではないですよね。

資格の価値も、昔よりは薄れてきているのは、知識とか情報って常にアップデートが必要だということと、今は変化のスピードが速いため、以前は正しかったことが今はそうではない、とか常時起こっていますよね。

また、これからは個性の時代でもあるため、「正しさ」の基準は、人によって違うということも起きてきます。

そして、今はそれこそ誰でも、自分の得意なことを人に教える、または教えるというより共有する、という感覚で講師になることができる時代ですね!

で、どちらかというと、ザ・先生、みたいな人よりも、フラットで対等な目線で生徒様と向き合いながら、その貴重なインタラクティブな経験から自分も学び、成長し続ける、というスタンスでいる方が現代の講師像に近いのではないかな、と思ったりもします。

私も、かなり「まんま」の自分を見せながら、講師・コーチをさせて頂いています。
そして、生徒さまやクライアントさま方から気づかせていただくことも、日々たくさんあります。
つまり、インタラクティブ(双方向のやりとり)での関わり、が自分にとっても最も貴重で重要な時間だな〜、と日々感じていたりします。

もちろんサービスとして提供する以上、そこには価値を感じていただく必要があります。
そしてそれは、できることなら「Rie先生(さん、と呼んでもらってもOK)に出会えてよかった!」と心から思って頂ける価値を提供したい。

この価値こそが、私自身にとってもこの仕事をしていて最もやりがいを感じることであり、大切なことなはず。

さて・・・その価値とは何でしょうか?!

それは、生徒さんの可能性を引き出すこと

です!!

自分ではもしかしたら行き詰まってしまって気づけない可能性、出来ないと思っていることに対して「できる」の視点を見出してさしあげること。

これですね(しみじみ)。

そんな開眼するような気づきを得られると、人は大きな意識変容を体験するので、「何だか以前の自分とは別人な感覚で、生まれ変わったみたいです」と言って下さる方もいました。

講師のお仕事とは、結局、それがどのようなものを教えるのであっても、生徒さんの可能性を探って見つけ、それを上手に引き出してさしあげること。

ここに大きな価値があり、その喜びもあるのではないかな〜!と思った次第です。

だから、人を導くという要素もありますが、それは決して自分の言う通りにさせようとしたり、依存させたり、ビクビクしながら取り組ませたりすることではないと私は考えています。

人を導くことの喜び。
それは、生きることの楽しさと喜びを伝えることであり、それを自分で見つけてもらう手助けなのではないでしょうか。

今日も残り素敵な1日をお過ごし下さい❤︎

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