今日は、暗黒の中学時代から、いきなり飛んでのお話です。
時代の終わりを見た1989年。
1月、正月の終わりと共に昭和天皇が崩御し
平成という、新しい時代がやって来た。
これは、大河ドラマではありません…。
私Toriaは、平成の時代と共に社会人となった。
バブル期と言われる、今や夢物語のような時代の中で、Toriaは上場企業のOLになり
そのまま“それなりに安泰”な人生を送れるかも…などと、すこしばかり幻想を抱いていた。
しかし、その幻想は入社して間もなく崩れていく…。
世の中は、男女機会均等法の改正で
Toriaが社会人になる数年前に
「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律」という、なんとも長ったらしいモノが立法された。
だが、入り込んだ業界はまだ、ソコには追い付いておらず
その上、入社した会社はその中でもふる~い体質のところ。
そこの経理部が、Toriaの配属部署だった。
社内で学閥があり、それは女子社員の中にもあった。
某簿記学校卒業のToriaは、会社の学閥外。
所属して数日後には
「会社で冷遇」という、疲れたサラリーマンのような心境を知る事になった。
・・・が、思い返してみると
夢も希望もなく、ただ先生に勧められたから、上場企業だから
それだけの理由で入社したToria。
容姿はイマイチ・・・どんくさい…協調性がない…
根っからの世渡り下手に、明るい未来はなかった。
その上、その2年後には
結婚しようと思っていたカレから別れを告げられ
1年泣き暮らした。
しかも!!!!!
社内恋愛だったので
社内中に「捨てられたオンナ」として知られる事となった。
外も中もポンコツっぷりが半端じゃないOLに、明るい未来など無く…
入社5年目
とうとう経理部を出され…追い出され!?
Toriaは暗黒の貿易部署に飛ばされた。
小田和正「ラブストーリーは突然に」
バブルが崩壊していこうとしていた時代
トレンディドラマ、月9(フジテレビ月曜9時のドラマ枠)全盛時代。
ラブストーリなど突然、やってきませんから~ヾ(≧▽≦)ノギャ
それ!幻想です
TORIA (o ̄∇ ̄)/ ~ ▶第2話を読む