とってもひさしぶりのコラムです♡
秋も深まってまいりましたが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
さて、褒め言葉。今週のお題。
教えるときも教わるときも、それから社交においても、
褒め言葉はとても大切。
でも、伝える側が本心からでなかったり、
また、受け取る側がその言葉を信じなければ、
褒め言葉は床に落ちて溶けたホイップクリームみたいに
とっても残念なことになってしまうことも。
教えるとき、
褒め言葉は、いつも本心からのものであるように心がけています。
どんな生徒さんのなかにも、
褒めるべき点は見つかるからです。
そして、多くの語彙の中からもっとも適切な言葉を選ぶようにしています。
ロシアの先生たち、また英語圏の人たちの「褒め言葉」の語彙の豊かさには驚かされます。
nice, good, excellent, great, amazing, briliant, beautiful, wonderful, splendid, awsome, gorgeous, cool, hot, stunning, fantastic...
красивo, прекраснo, хорошо, отлично, правильно, лучшее, чудесно, молодец...
さまざまな言葉で褒めることは、とても大切です。
相手をよく見て、その都度ちゃんと評価していることが生徒に伝わるからです。
私が今まで生きてきたなかで一番嬉しかった褒め言葉、
それは、相手役のダンサーが呟いてくれた、
" прекраснo "
私の一番好きなロシア語です♡
社交において、褒め言葉を発することはときに難しく感じます。
心にもないお世辞のように受け取られたり、
相手にも返礼を期待してプレッシャーをかけているように思われたり、
相手を恐縮させてしまったりすることもあるからです。
それでも、人はいつか消えてしまう生きものだから、
素敵だと思ったときは、さりげなく伝えたいと思うのです。
そうして、伝えられたときには、
心から無邪気に喜んで受け取りたいと思うのです。
褒め言葉はいつも軽い春風のような素敵な贈りものでありたいものです♡
Teiko