“みんな違ってみんないい”
魔法のような素敵な言葉…
ですが、これって本当はどうなのかな?って
ところをお話していこうと思います。
まず、今回は結論から先に書いてみますが…
“みんな違ってみんないい”
まさしくその通りだと思います。
じゃあ何を書いていくのってことになりますが…
この魔法のような言葉に自分の中の好き嫌いまでかき消されていませんか?ってところです。
みんな違ってみんないいってのは、存在そのものや取り組みに対して…リスペクトすること。
相手に対して、それもいいね!ありだよね!と認めることだと思うのです。
で…これと良い悪いとか好き嫌いとかの判断は別物だよねってことです。
例えば僕なんかだとあっさり系のラーメンが好きですが、コッテリ系の店に行っても仕事の質が素晴らしければ自分の味の好みとは違うというだけで、そのラーメン屋さんを心から尊敬します。
ただ自分では作らないですが…
そして…ここが大切なところなんです。
いきなりラーメンの話に逸れてしまったので音楽に戻りますが、何を言いたいかというと尊敬はしているけれど、自分ではやらないな…という判断をしているところです。
音楽でも演奏者である以上、常に自分自身や人から学び吸収した情報に対して、このジャッジをする必要があると思うのです。
みんな違ってみんないいと、自分の中での好き嫌いの判断が一緒になってしまうと、本当になんでもいいし、どうでもいい演奏になってしまいます。
好き嫌いとかジャッジする…なんていうと少し乱暴な言葉のようですが、あくまで自分の中での話で、誰かを否定するとかそういうことではありません。
最初に書いたように…結論としては
“みんな違ってみんないい”
この言葉の通りですが、自分の判断基準を持って取り組まないとアレもコレもいいなぁ、素晴らしいなぁ…と、結局なにがしたいのか?と自分を見失ってしまうことにも繋がってしまいます。
日々自分なりの小さなジャッジを勇気を持って繰り返すことで、より自分らしい形が出来てくるのではないでしょうか。
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