スピーキング、もはや言語の勉強を始める前に必ずしなければならないこと
2020年9月24日
こんにちは、英会話講師のNozzyです。
今回はスピーキング力をつけるうえで最も大事で一番初めに必ず身につけなければならない、
発音
についてお話いたします。
いくら語学力を付けても英語は第二か国語なので、日本語のアクセントはたいてい残ります。
世界中で英語が話されている傍ら、それらの英語の多くは何かしらのアクセントがあります。
英語を点数や資格としか見ていない方以外、英語はコミュニケーションのツールなんです。
つまり、相手に伝わるかどうかが大事なので、アクセントは問題ではありません。
問題は、正しい発音かどうかなんです。
例えば バナナ とカタカナ読みをしても、それは日本語のアクセントが残っているだけで、たいていの人は理解してくれるはずです。
しかし、
Sea is beutiful. を シーイズビューティフル
とカタカナ読みをした場合、She is beutiful と解釈されます。
日本語ではSもShも さしすせそ の一種類ですが、英語のShとSには発音の違いがあります。
他にもRとL、VとB、Thなど、日本語にはない発音がたくさんあります。
Tは発音しなかったり、言葉によっては らりるれろ に近い発音だったりします。
イントネーションの違いや母国語のアクセントは、本来のものとかけ離れていない限り、それらは許容範囲なので気にする必要はありませんが、発音が違うと、例文のように違う意味になってしまう可能性があります。
私は学校ではあまり教えてもらわなかったので、時間をかけて耳で学びましたが、
本来発音は語学を学習し始める一番最初に学ぶべきだと思っています。
どうやって学ぶか。
英語であれば一番正しい発音を身に着けるために、phonemic chartを参考に練習を始めましょう。
フォニックスで検索するとたくさん出てきますので、いくつかの方法を試し、自分に合った勉強法を探してみるのもいいかもしれません。
ちなみに私の場合は発音は完全に耳で学びました。
日頃から洋楽を聴き、普段は洋画や海外ドラマしか見ていなかったので、そこから聞こえてくる音で正しい発音を覚えていきました。
一番大きかったのは、洋画を観た後いつも英語の教科書や洋書(たいてい海外の雑誌)をひたすら音読していたことです。さっき見た女優さんやナレーターになりきって、「ぽく聞こえる英語」でひたすら音読し、それを録音していました。
録音を聞くと、自分のRとLの発音ができていないことや、Thが苦手なことに気づきました。
発音の練習中は意識しているからできることも、実際に長文を読んだり、会話中になったら忘れるものです。
大切なことは、
まずはきっちり正しい発音をきいて理解し練習することです。
慣れてきたら少し長い文章の音読を録音して確かめたり、実際に会話して相手に発音チェックをしてもらいましょう。
それがマスターできたら、次はスピーキングですね!
スピーキングについてはまた次回お話しさせていただきます。
それでは
Have a good weekend!
Nozzy