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Cafetalk Tutor's Column

NATSU 讲师的专栏

サボテンのトゲから学んだこと。

2020年6月5日

みなさん、いかがお過ごしですか?
私は先日友人からNopal(ノパル)という種類のサボテンを使った料理を教えてもらいました。写真のようなサボテンを丁寧に新聞紙に包んで持ってきてくれた彼。まずは皮をむかなければいけないとのこと。「僕のお母さんやおばあちゃんはもっと早いんだけど」と言いながらトゲを落として皮をスラスラと剥いていく彼の横で大苦戦の私。ぶきっちょうな両手にはトゲがチクチクと刺さっている感覚はあれど、その場の雰囲気を大切にしたかった私は強行突破しました。

手に刺さったこのトゲ、色はほぼ透明で桃の毛のような刺さってるのを自分でも忘れてしまうくらいかすかなモノ。だから、ほっておけば勝手に抜けるだろとポジティブシンキングをした私は後で痛い目を見ました。タオルを触ったり、布団に入ったり、シャワーを浴びたりと忘れた頃にチクチクチクッと存在感を見せてくるトゲ。指で触ってもデッパリは見つけられず、どこに刺さっているかも不明でサボテンのトゲごときに若干精神を消耗して一日を過ごしました 笑

翌日の昼になっても抜けないトゲに痺れを切らした私は、ダメもとで太陽の光にこれでもかと手を掲げてスーパー至近距離で観察。そしたら見えたんです、太陽に光輝くトゲたちが!思っていたより多い全部で八本、時間はかかれど全部ピンセットで抜けました。

今日この出来事を振り返って思ったのが、サボテンのトゲは心にできた傷に少し似ているということ。心にできた傷は、身体にできた傷と違って血がでたり腫れたりアザができたりしないので周りから分かりづらいということ。そして本人も違和感はあれど後回しにしやすく、隠しやすいこと。サボテンのトゲのように本当に小さく思えることでも十分悩みのタネになること。傷を治すには、トゲを探す時のように少し集中力が必要なこと。などなどみなさんのお悩みを聴かせて頂く中で私が気づいたことです。

もし今、少しモヤモヤしているなーと感じていたり、誰かに話してみようかなーと思っている方がいたら是非お声をかけて下さい。会話を通してお悩みの出口になりうる新しい視点を発見するサポートをします。ひとまず話を聴いてほしいという方もウエルカムです。

ちなみに、私たちのサボテン料理は大成功で緑色のトルティーヤをお豆とピコデガジョ(トマト、玉ねぎ、パクチー、レモンのサラダ)と一緒に美味しく頂きました。










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