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Cafetalk Tutor's Column

Junko 講師的專欄

今度はアメリカの病院にやられた~!

2013年4月5日 | 5 評論

なんだか、やられたシリーズが連載コラムのようになってきていますね(笑)。

これは昨年9月の写真ですが、左足の小指を椅子にぶつけて関節がはずれてしまって病院に行ったときのものです。

土曜日の夕方だったのであわててERに行ったのですが、先生は見た瞬間、「あ、関節が外れてるね。入れなおしたらすぐ治るよ」と言ったので、私は「ええぇぇぇ!麻酔もしないんですか?そんなの痛すぎます!」っと言うと、先生は、「いやいや、そんなに痛いものじゃないよ。・・・(ポキッ)・・・ほら、痛くなかったでしょ?」と言いながら関節をものの見事に一瞬で入れてしまいました。

私は確かにまったく痛くなかったので、「えっ?もう終わったんですか?」って聞いたら、先生は笑いながら「終わりましたよ」とのこと。そして後の治療としては、今は関節が外れやすくなっているから、小指のサポートとして薬指と一緒にテープを巻いて、また外れないように注意するだけでした。

と、ここまでは良かったのですが、ここからアメリカの医療制度の問題です。

アメリカは医療費が恐ろしく高いです。実は以前、猫にかまれて指が炎症を起こしたので、ERに行って抗生物質の点滴投与と、手のレントゲン撮影を行っただけで、$2000(約20万円)請求されたことがあります。当時私は学生保険から普通の労働保険のようなものに切り替えるちょうどその合間だったので、無保険でした。$2000はさすがに高額なので、病院の人たちも、オレゴンには州が低所得者で無保険の人の医療費を補助するサービスがあるから、そこに申し込んでみなさいと言ってくれたので、医療費補助に申請してみたのですが、当時フルタイムの仕事をして収入があったために、却下されました。そしてその結果、私は泣く泣く払いました。

そのときの失敗を元に、今後はなんとしても保険の切れ目を作らないぞ!と意を決し、それ以降はずっと保険に入っています。

そこで話は足の小指の治療に戻りますが、治療費が全部で$625(約6万円)請求されました。でも今回は私は保険に入っているので安心です!さっそく保険会社に電話をして、事情を説明し、病院側とやり取りをしてもらいました。

それですっかり安心していたのですが、、、

約半年たった昨日、保険会社から最終的なお知らせが届いて、$200は保険でカバーされるけど、残りの$425は自分で払ってねという通知でした。

$425!治療時間約2秒で、しかも保険に入っていてですよ!ああぁぁぁ。切ない。切な過ぎる。(ToT)

こんなことが時々起きるから、アメリカは一生住む場所ではないと思うんですよね。今はまだおかげさまで健康なので大丈夫ですが、これから年を取っていくと、あそこが悪い、ここが悪いと、何かと病院にお世話になることも多くなると思います。そうすると、よほどのお金持ち、または良い(=高い)保険に加入していない限り、良い治療は受けられないでしょう。

なので主人とも、将来は医療制度が充実していて、病気や怪我のせいでお金の心配をしなくてすむ国に住みたいね、と言っています。そういう意味では日本は(アメリカに比べると)とても良いと思います。またはヨーロッパ諸国などはその分税金は高いですが、医療制度や教育のシステムが充実しているので良いですよね。

将来どこに住むか、また真面目に考えなければいかないなと考えされられる出来事でした。

Junko

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