みなさま、あけましておめでとうございます!!
アート講師のSachiです。
昨年のクリスマス、そして新しい年のお正月、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
イルミネーションで景色が華やかになったり、少し街ゆく人も急ぎ足になるようなそんな季節で、子供も大人もそれぞれ思いが駆け巡る季節ではないでしょうか。
さて私もご多分にもれず、クリスマス〜お正月で白くなる息に心が踊っています。
昨年は素敵なイベントを開催させていただいたり、またたくさんの楽しいアートのお時間をみなさまとご一緒することができました。
本当にありがとうございます。
本年はさらに、より楽しく「やってよかった!」と思い出に残るようなレッスンを考えていければ、という思いを心の内に抱負として温めております。
今住んでいるフランスでは、昨年から講師活動や療育教室のボランティアなどを少しづつ経験させていただいていて、年齢の小さいお子さんやまたそのご家族様にも、素材や色や形の面白さをみんなで一緒に発見できるようなアートの形について模索していきたいと考えるようになっています。
眼に映る景色が、実際に絵に描けたら。
頭の中にあるイメージを、実際に工作にできたら。
いつも使っている身近なものが、違う使い方で素敵なものに変身したら。
作品にすると、突然そこに自分だけの宝物が現れたような、ちょっと得意な気持ちになれますね。
「えへん!」と胸を張れるような、嬉しい気持ち。
そういう気持ちが、いつもの毎日をほんの少し彩ってくれるのではないかなと思います。
・・・そんなレッスンができるよう、今年の抱負としてここに^^
さて、新年明けて最初の月、一月。
昨年12月より開始した「季節のレッスン」では、そんな新年の描きぞめになるような課題を考えてみました。
今年の抱負、というのは自分の心に決心をするものですが、新年の初夢は一年の行き先を占うものですね。
一富士・二鷹・三茄子というのが初夢の縁起物ですが、他の普通の日に見る夢でも、まるでハリウッド映画みたいに面白い夢をみた経験がみなさまにもあるでしょうか。>u<
今回は「初夢」になぞらえて、「夢を絵にしてみよう!」という課題です。
こちらの作品は、エコール・ド・パリのひとりでもあるマルク・シャガールの作品です。
幸せそうなウェディング姿の二人が、ふんわりと空気に漂っているみたい。
大きいニワトリは、二人を乗っけて飛んでくれるのかな?
木の陰から妖精が顔を出して祝福していたり、ヤギ?までヴァイオリンを弾こうとしています!
ふわふわ、ゆらゆら、まるで夢の中のイメージがそのまま絵になったみたいですね!
またよく見ると、ほとんどのモチーフが黒い線で形が描いてあって、まるでイラストのようでもあります。
ゆらゆらとしたカタチと色で、画面のどこを見ても楽しい作品ですね^^
今回の夢ドローイングでは、初夢はもちろん、今までに面白かった夢の内容を最初にメモにしていきます。
シャガールの作品みたいにカラフルになるように、好きな絵の具を3色くらい選びます。
メモを元に、夢の中に出てきたものを3色で描いてみよう!
主人公や登場人物は、絵の具の後に黒のサインペンでキュキュッと描き足すと、シャガールっぽいですね!
空想遊びのように、画用紙の中に色・カタチ・線で物語を作ってみましょう♫
使うものは、下記のようなものになります。
・画用紙
・絵の具セット
・サインペン
・メモ用の紙
・鉛筆、消しゴム
【Kid's向け】季節の工作を楽しもう♫月替わりアートレッスン!【60分】
https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=231663&lang=ja
季節のレッスンの他にも、水彩画や観察など随時新しく資料を作っていますので、ぜひリクエストお待ちしております!
本年も素敵な一年となりますように♫
Sachi☆