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Cafetalk Tutor's Column

Macha 讲师的专栏

スペイン居住ビザ取得のお話

周间主题: The most difficult thing about living abroad

2019年10月28日

みなさん、こんにちは。
暇さえあればついついYouTube鑑賞をしてしまう、Machaです。見るのは主に料理チャンネル、そして洋楽ポップのミュージックビデオなど…
カフェトークでは、スペイン語と英語、そして日本語を教えています。


スペイン生活の様子をアップしているInstagramあります。フォローご自由にどうぞ!https://www.instagram.com/cafetalk_macha/



今日は「海外生活で苦労したこと」ということで…
めちゃくちゃ大変だった(笑) スペイン居住ビザ取得について書きたいと思います。

スペインに住む居住ビザ獲得の方法は多数あります。
学生ビザ、就労ビザ、結婚ビザ、パートナービザなど。近年はワーキングホリデービザも登場しましたね。

私が持っているのはいわゆる「パートナービザ」です。スペイン人のパートナーと一緒に住むために、取得するものです。
英語だと"コモンロービザ"と言うのでしょうか。フランスでも似たような制度で"パックス"というものがあると聞きました。

このビザを取るのに、本当に一苦労…どころではなく、十苦労くらいしました。
(ちなみにスペインの法律はよく改訂されますし、州や場所によりビザの取得方法などは全く違ってきます。私も数カ月かかった面接が、隣町でやった人が一か月以内で済んだという話も聞きました。この記事はあくまで私が取得した地域のその時点での体験談ですので、ご了承くださいね☆)

まずはスペインは行政機関の対応がかなり遅めです。
理由は働き手が少なく、行政機関のオープンしている時間が短いなどです。
ビザ申請において何が必要なのか聞きたくても、電話などはかけてもとってくれなかったので、質問するだけなのに実際に行って何時間も並んでいました。また、言っていることが人によって違うことがあったので、「一体誰の言っていることを信用すればいいの?」と、そこもストレスではありました。
行政機関のオープン時間は基本的に午後14時まで。暑い夏場はもっと短く、一日で4時間程しか開いていない時もあったと思います。(そりぁ、働く時間が短かったら、いろんなことに時間がかかって当たり前ですよね。)

ビザ獲得のために、まずはパートナーシップを証明する面接が市役所のような機関にてありますが、それまでに用意しなければならない書類も山ほどありました。日本から取り寄せますが、公的証明である外務省のアポスティーユをつけ、スペインと日本の公的翻訳人に訳してもらいます。公的書類は、発行からだいたい数か月しか効力がないので、一連の手続きの中で、それに間に合うのかも常にドキドキでした。私は時間が無いと思ったので、アポスティーユ発行は日本で行政書士さんに依頼しました。(お金はかかりますが、スピードと正確さを重視しました。)
これらの手続きも、もちろん初めてやることですし誰に聞いたらいいのかも分からないので、手探りで調べて、時間もとってもかかりました…。

その面接にこぎつけたと思っても、順番なのでやっと今から2か月後。
私の3か月の観光スタンプが切れてしまうとビクビクしながら、就労許可も無いので仕事も出来ず、待つしかありませんでした。

そしてやっと面接日と思ったら、前日に電話がかかってきて、「面接官が病気になり面接が出来ないので、また1か月後になる」とのこと…!!!?

繋がらない電話に何度もかけ、「じゃあこの人に連絡と取って」とたらいまわしにされながら、私の観光スタンプが切れてしまうこと、一刻も早くビザを取得しなければならないことなどを一生懸命伝えました。

結局、今まで何度足を運んだのか分からない移民局に行き、言われるがままにお金を払い、観光スタンプを延ばす手続きをしました。

その後何とか面接を経て、今度はその証明書を持って移民局での本格的なビザ申請。
その後2,3か月してやっとビザが降りるのでした…。こちらはまだ早い方で、なぜかというと知り合いを伝って移民局のトップと繋がれたからでした。観光スタンプを延ばしたものの、それでも間に合わない旨を伝えたところ、少し便宜を図ってくれたようです。なのでそれが無かったらきっともっと時間がかかっていたことでしょう。スペインではコネが非常に重要ですが、それを実感しました。

結構長くなってしまいましたが、これでも簡潔にまとめたほうであります。
マドリードにある日本大使館にどうしたらいいのか相談したり、実際はもっといろんなハプニングが起こったりしていました。(笑)今なら笑い話にできますが、精神的に参った日も多くありました。ビザが降りるのか不安であったし、国家の壁のようなものを感じていました。

やはり外国人が移住するということは、行政手続きが本当にややこしく面倒だと思う反面、でもそれくらいやりにくくしないと、際限なく国にどんどん移民が増えてしまうので、それも未然に防いでいる意味もあるのかもしれないと感じるのでした。

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