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Cafetalk Tutor's Column

Uta-Tomo 讲师的专栏

ジャン・シベリウスが遺した唯一のオペラ「塔の乙女」

2024年8月28日

皆様こんにちは!Uta-Tomoです。
台風10号が迫っております。皆様どうぞお気をつけてお過ごしください!

さて、日本シベリウス協会は今年創立40周年を迎え、その記念公演として、ジャン・シベリウス オペラ「塔の乙女」を上演いたします。(演奏会形式・日本初演)私は乙女役を歌わせていただきます。

この作品は1896年の初演後にお蔵入りとなり、本国フィンランドでもようやく近年になって上演されるようになりました。40分の短い作品。シベリウスのオーケストラ・声楽作品には他に「クッレルヴォ」や「ルオンノタール」などの交響詩がありますが、オペラの形式を取るものはこれが唯一です!

シベリウスはワーグナーのオペラを愛好していた(理想や憧憬と言えるでしょうか)とのことで、やはりこの作品からはワーグナー音楽の香りが時折立ち上ります。歌手の立場で申しますと、声が言葉を語るために使われるというよりは、楽器と同等の音声として存在し、ロングトーン頻出。パワフルかつ繊細な感情表現が求められます。

11月29日 19時開演 豊洲シビックセンターホール (有楽町線豊洲駅直結)
よろしければ18時30分からのプレトークもお楽しみください。

シベリウスのオペラを聴く稀な機会、ぜひ
皆様のご来場をお待ちしております。

《オペラ「塔の乙女」はプログラム後半の第二部にて。第一部では、代官役(鈴木啓之さん バリトン)、城の奥方役(駒ヶ嶺ゆかりさん メゾ・ソプラノ)のお二人がオーケストラ編曲伴奏にてシベリウス歌曲を演奏いたします。》

Uta-Tomo

リンク:日本シベリウス協会イベントページ

 

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