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Cafetalk Tutor's Column

Keisuke.H 讲师的专栏

I was a bocchi.㉝彫刻刀スキルE

2024年7月10日

僕は刃物との相性が悪かった。
小さい頃に料理をしたことがない。
未だに包丁の正しい使い方や研ぎ方がわからない。
工作でもハサミは使うけどカッターは怖くて使わなかった。
 
図工で版画を作ることになった。
あんな白黒の絵のどこが面白いのかわからない。
しかも、結構な重労働だ。
版画には彫刻刀が必要だ。
父は彫刻刀をたくさん持っていたが、
それとは別に新品の彫刻刀を買ってくれた。
全く乗り気ではない僕に、父は不満げだった。
 
彫刻刀での版画作りが始まった。
テーマは『地域のお祭』だったような気がする。
版画の木は結構固かった。
人物画の時点でやる気は全くないし、
版画作りは疲れて直ぐに飽きた。
飽きた時点でまだ10%も出来ていない。
僕は図工の時間が来る度にうんざりしていた。
 
集中力はとっくの昔に切れていた。
僕は丸刀で左指の第一関節付近を切ってしまった。
赤い血がダラダラと出てきて止まらない。
血を見るとすごく気分が悪くなった。
 
ハシモト先生に手を切ったことを言うと、
「自分で処理しなさい」
と言われた。
隣に座っていたクジさんも気の毒そうな顔をしていた。
でも、特に何もしてくれなかった。
 
よくわからないけど水道水で冷やした。
血が止まらない。
大量のティッシュで包んで保健室に行った。
保健室の先生に手当してもらったのだと思う。
その間の記憶はない。
 
ゲッソリしながら教室に戻るとハシモト先生が、
「ケイスケ、汚したところを掃除しなさい」
と言った。
感染症のリスクを考えて言ったのではないだろう。
自分で汚したんだから自分で片付けろ、ってことだ。
ゲッソリしてさらに気が遠くなったが、
なんとか片付けを終えて次の授業の準備をした。
 
こういうことがあるから刃物は嫌いなのだ。

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