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Cafetalk Tutor's Column

ARI T. 讲师的专栏

さようなら、空耳さん:自然なイタリア語のために⑨

2024年5月26日

どうも!
「カタカナ発音を撲滅し隊」隊長のARI T.です!


さて、

イタリア人メンターの

「多少のフランス語が分からないと

 イタリア語通訳は務まらない」

という言葉と、

「イタリア語から逃げたい」

という逃避行と

「なんたってベルバラ世代」

ならではのパリへの憧れから、

すっかりフランス語気分に。

驚くことに、

都内の老舗大手フランス語学校でも、

独立した「発音クラス」があったのは、

「アテネフランセ」のみ。

幸い家からも近く、

早速申し込んだARI T.

22年前のことです。

(と、書いていて自分で驚いた)


まず衝撃だったのは、

先生が日本人だったこと。

「え?

 日本人講師なんですか!?」

と、おそらく受付でも言ったと思うw

なんとなく「発音=ネイティブ」と

思うじゃないですか!w

でも、もうそのクラスしかないし、

2ヶ月で2万円くらいだったので、

とにかくトライしました。


そしてここで運命の出会いがあったのです。

図解!

そして理論的な解説!

ファイルしたプリントを発見

手書きイラストが面白い



フランス語には母音が16種類、

半母音が3つあります。

オフィシャルには5つしか母音がない、

日本語話者には、

判別不能な微妙な違いの母音も、

そもそも

「どっから音出してんの?」

と聞きたくなるような音もw

それをですね、

マネしようと思ってもムリ!

ほぼムリ。


だって、

脳のフィルターが機能して、

空耳を起こしちゃうんだもの。

開口音の[a]と

閉口音の[a]なんて、

ただの「あ」にしか聞こえない。


だからね、

理論的に教えてもらうしかないわけですよ。

「こう口を開けて、

 唇の形はこうして、

 舌の形はこうで、

 舌の位置はこう」

と図で確認しながら、

その形を作って、

息を出す。

すると、

なんということでしょう〜♪

出るんですよ〜、先生と同じ音が〜♪

当たり前なんですよね、これ。

空気の通り道で音はきまります。

その通り道の形を作れば、

当然その音が出るんです。

そしてその音が自分で出せるようになり、

何度も練習すると、

脳が覚えますから、

フィルターがかからない!
空耳が起こらない!

だから先生が発音した[a]が、

どの[a]か分かるようになる♪
このクラスのおかげで、
イタリア語の
èé」の違いも、
簡単に発音仕分けられるようになった〜♪



発音習得のメカニズムって、

こういうものなんです。

だから大人の発音学習には、

図解が、

理論的説明が有効。



そういうわけで、

「効率大好き」ARI T.の発音レッスンでは、

誰でも発音ができる(はず)の、

図解を使います。

一応「(はず)」としましたが、

図解を使っても「音が出せなかった」という方は

今のところ一人もいらっしゃいません♪

最後に一つ大事なことを。
空耳が起こらないようにするには、
脳に覚えさせることが欠かせません。
ですから、
レッスンでやったことを、
何度も練習することが欠かせません。
これをやるかやらないかが、
成果を大きく左右します。
いいんですよ! 復習しなくても!
ご自身の目標設定次第です。
ただ、やるかやらないかで結果が違うよ、というお話。

空耳シリーズは今回で終わりです♪
次回は、ARI T.が言ったことを全て実践して、
驚愕の伸びを見せた「Tさん」について、
お話したいと思っています♪
「T」さんには了解を得ています

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