どうも!
「カタカナ発音を撲滅し隊」隊長のARI T.です!
さて、
イタリア人メンターの
「多少のフランス語が分からないと
イタリア語通訳は務まらない」
という言葉と、
「イタリア語から逃げたい」
という逃避行と
「なんたってベルバラ世代」
ならではのパリへの憧れから、
すっかりフランス語気分に。
驚くことに、
都内の老舗大手フランス語学校でも、
独立した「発音クラス」があったのは、
「アテネフランセ」のみ。
幸い家からも近く、
早速申し込んだARI T.
22年前のことです。
(と、書いていて自分で驚いた)
まず衝撃だったのは、
先生が日本人だったこと。
「え?
日本人講師なんですか!?」
と、おそらく受付でも言ったと思うw
なんとなく「発音=ネイティブ」と
思うじゃないですか!w
でも、もうそのクラスしかないし、
2ヶ月で2万円くらいだったので、
とにかくトライしました。
そしてここで運命の出会いがあったのです。
図解!
そして理論的な解説!
ファイルしたプリントを発見
手書きイラストが面白い
フランス語には母音が16種類、
半母音が3つあります。
オフィシャルには5つしか母音がない、
日本語話者には、
判別不能な微妙な違いの母音も、
そもそも
「どっから音出してんの?」
と聞きたくなるような音もw
それをですね、
マネしようと思ってもムリ!
ほぼムリ。
だって、
脳のフィルターが機能して、
空耳を起こしちゃうんだもの。
開口音の[a]と
閉口音の[a]なんて、
ただの「あ」にしか聞こえない。
だからね、
理論的に教えてもらうしかないわけですよ。
「こう口を開けて、
唇の形はこうして、
舌の形はこうで、
舌の位置はこう」
と図で確認しながら、
その形を作って、
息を出す。
すると、
なんということでしょう〜♪
出るんですよ〜、先生と同じ音が〜♪
当たり前なんですよね、これ。
空気の通り道で音はきまります。
その通り道の形を作れば、
当然その音が出るんです。
そしてその音が自分で出せるようになり、
何度も練習すると、
脳が覚えますから、
フィルターがかからない!
空耳が起こらない!
だから先生が発音した[a]が、
どの[a]か分かるようになる♪
このクラスのおかげで、
イタリア語の「è, é」の違いも、
簡単に発音仕分けられるようになった〜♪
発音習得のメカニズムって、
こういうものなんです。
だから大人の発音学習には、
図解が、
理論的説明が有効。
そういうわけで、
「効率大好き」ARI T.の発音レッスンでは、
誰でも発音ができる(はず)の、
図解を使います。
一応「(はず)」としましたが、
図解を使っても「音が出せなかった」という方は
今のところ一人もいらっしゃいません♪
最後に一つ大事なことを。
空耳が起こらないようにするには、
脳に覚えさせることが欠かせません。
ですから、
レッスンでやったことを、
何度も練習することが欠かせません。
これをやるかやらないかが、
成果を大きく左右します。
いいんですよ! 復習しなくても!
ご自身の目標設定次第です。
ただ、やるかやらないかで結果が違うよ、というお話。
空耳シリーズは今回で終わりです♪
次回は、ARI T.が言ったことを全て実践して、
驚愕の伸びを見せた「Tさん」について、
お話したいと思っています♪
「T」さんには了解を得ています