こんにちは。作曲家で音楽科講師のRemiです。
私の住むアメリカ、ロードアイランド州では先週のサンクスギビングウィーク以降すっかりホリデーモードです。クリスマスのデコレーションもあちらこちらで見かけるよになってきました。みなさんのお住まいの地域ではいかがでしょうか?
本来の意味でのクリスマスとの関係はみなさんそれぞれ違うかと思うのですが、信心深くない私でも、イルミネーションやキラキラのオーナメントは、暗く寒い冬を明るく温かくしてくれるような気がしています。
一年中いつでも夜の街の明かりが明るい地域に住んでいた時はそんな風には感じていませんでしたが、街灯も少なく、日照時間の短い地域で暮らしてみると、ホリデーシーズンを色んな方法で賑やかに彩るのは大事な意味があるのかもな〜と考えているところです。
というのも、毎年11月のはじめにサマータイムが終わり、ただでさえ毎日少しずつ日が短くなっている所に、急に日没時刻が1時間早くなります。サマータイムとの切り替わりでは、はじまる時も終わる時も、たった1時間時計がずれるだけのことのように思うのですが、時差ボケのような症状になる人が少なくないと聞いたことがあります。
アメリカ北東部で冬の日照時間の短いことも手伝い、午後3時にはすっかり夕方の雰囲気です。曇天の日も多かったりするので、何も工夫せずにいると、どんどん暗く寒くどんよりしてしまいます。
陽に当たる時間が短いと、体内でビタミンDが作られず気持ちが落ち込んでしまうということもあるようですから、とにかく工夫が必要です。
世の中のクリスマスモードの盛り上がりに反して、秋冬はちょっと元気ないな、やる気出ないな、と感じている方がいらっしゃったら、もしかすると日照時間も関係しているかもしれません。
もちろん心身の不調はきちんとお医者さんや専門の機関でしっかりと療養しなといけませんし、「モチベーションが下がってるような気がするな。」となんとなく感じている方も、どうか無理をしないでくださいね。
少し余裕のある方は、暮らしの中のちょっとした楽しみを見つけて、長い夜を充実させるのも良いかもしれません。
我が家はみんな食いしん坊なので、もっぱら料理をしたり、美味しい食べ物を準備したり、食べたりする時間が増えました。写真はサンクスギビングに作った林檎とピーカンナッツのバーボンキャラメルパイです。
オーブンを使うと、暖房を強くしなくても家の中も暖まって一石二鳥です。
家の中で出来る創作活動、さらに私にとっては頭の中でも出来る作曲にはもってこいの季節でもあってコツコツ作品づくりをしています。音楽仲間や生徒さんたちからは、季節や環境の変化によってのモチベーションの保ち方を聞かれることもあるのですが、まずは気分や状況の浮き沈みに無理に抗わないことが大事なような気がします。落ちてる自分も上がってる自分も自分として受け止めてあげたらいいですよね。疲れているのなら可能な限りしっかり休んで、余力があるのなら勉強でも家事でも習い事でもなんでも「嫌だったら辞めてもいいや〜」くらいの軽い気持ちで、取りかかってみるといいかもしれません。
できる範囲でのんびり冬を越しましょう!