みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
さて、今日のテーマは 「CILS合格への道〜レベルB2」 です!
(CILSとは、イタリア、シエナ外国人大学が行っているイタリア語検定試験のことです)
過去にコラムを書いています。 もし良ければ読んでみてね(^_^)♪
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CILS (CERTIFICAZIONE DI ITALIANO COME LINGUA STRANIERA)
CILS 最上級C2への挑戦! 〜イタリア語との出会い【初めましてコラム】
CILS (CERTIFICAZIONE DI ITALIANO COME LINGUA STRANIERA) 【過去の人気コラム復活①】
CILS (CERTIFICAZIONE DI ITALIANO COME LINGUA STRANIERA) 【過去の人気コラム復活②】
今回のコラムシリーズ
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CILS合格への道❶ レベルA1/A2
CILS合格への道❷ レベルB1
イタリアの大学が指定するレベルB2(5科目×20点満点=100点満点。それぞれ11点以上で合格)
B2を目指す人が多い理由に、イタリアの大学を受験する際に語学試験が免除になる、という理由があります。
B2のレベルに達することができれば、大学など長期留学でも困らない語学力がつくと思います。
実用イタリア語検定と比較すると、私の中では1級相当。
CILSのB2の作文は、イタリア語検定の1級よりもテーマが複雑ではないものの、それ以外の課題でイタリア語検定1級をはるかに超える難易度のものがあるからです。
B2からは一度のコラムで書ききれませんので、途中で終わる可能性があるよ(笑)。
試験内容はB1と同じ
リスニング・読解・文法・語彙・作文・面接です。
まずリスニングについてはB1と同じく、長期留学を想定したシチュエーションが多く出題されます。
友人の会話やセミナーの予約、図書館での会話、休日の相談など。
インタビュー問題では、B1同様プロが話しますので、聞き取りやすいと思いますが、スピードは容赦ないスピードになってきます。
リスニングは全レベル共通で、事前にノートを開けることができないんです。
開けたら大急ぎで文章を確認すること。
すぐに1回目の音声が流れてきますよ!
リスニング対策の落とし穴
リスニングの試験は、4択です。
という事は、4つの中の1つだけが正解なのですが、それを導き出すために、関係のない他の文章も読む必要があるんですよね。
さて。音声を聞きながら「正解には関係のない選択肢の文章」を同時に読む、というトレーニングはしていますか?
一つの音声にもれなく全集中!という人がほとんどだと思います。
ちょうど音声を聞いている時に正解の選択肢を読んでいたら、「ラッキー!ビンゴ!」と言いたくなるのですが、そうもいかないですね。
私がやった勉強方法
イタリア語のニュースやラジオ番組を聞きながら、手元では別の文章を読むのです。
どちらも「適当」では効果はないです。
B2あたりからは、リスニングは髪の毛が逆立つくらいの集中力が必要になります。
テレビの内容もしっかり聞きながら手元でイタリア語の何かを読む。
日本から聞けるラジオでも構いません。
大事なことは、同時に2つの事ができるように訓練することなんです。
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リスニングは、一つの音声に集中すればいい、と思っていませんか?
もちろん集中はします。
事前に文章が確認できるくらいのボリュームなら。
実用イタリア検定のように。
答えが「水曜日・木曜日・金曜日」とか、イタリア語検定のリスニングの選択肢は文字数が少ないです。
しかしCILSはとにかく文章が多いんです。
B2を受けようと思っている方々は、過去問を1度は見た事がおありかと思います。
ですから、音声に全集中!ではB2からは難しいかなと思います。
耳では音声を聞き、目からは別の文字を読む。
これから12月まで、このトレーニングをしてみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
NORITALIA
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