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Cafetalk Tutor's Column

DAHON 讲师的专栏

JLPT合格を目指して その1 文法、聴解

2023年8月25日

みなさん。
暑い日はまだまだ続いていますが、いつの間にか8月下旬。
次のJLPTまで「残り3ヶ月」になりました。申し込みはもう始まっています。
そこで今回と次回、JLPTのN3、N2、N1に合格するために、これからの3ヶ月、
どのように勉強を進めていけばいいかをご提案します。
ぜひ参考にしてください。

まず最初はどのレベルも文法の勉強に集中してください。
これから1ヶ月か1か月半、つまり遅くとも10月中旬までには
文法の勉強を一通り終わらせましょう。
具体的な勉強の進め方は前々回のコラム、「文法は効率よく勉強しよう!」を参照してください。
10月以降、一通り全ての文法を勉強したら、問題集や過去問題をやってください。

そして聴解。
もう聞く力には自信があるという人は、問題集を買って練習問題をどんどんやってください。
でもあまり自信がない人は、問題集をやる前に、まず「耳を慣らす」ことに集中しましょう。
これから少なくとも1ヶ月、つまり9月中は、1日にできれば30分、忙しい日でも10~15分、
何でもいいですから日本語を聞いてください。

「何でもいい」と言いましたが、私は「ニュース」をおすすめしています。
今は便利な時代です。YouTubeなどで日本のニュースも簡単に視聴できると思います。
その中から3分から5分の短い「ニュースフラッシュ」を選んでください。
初めは日本語や母国語翻訳などの字幕設定なしで何回か視聴しましょう。
その時「いつ、どこで、どんなニュースか」を考えながら視聴してください。
同じニュースを何回か見ていると、これ以上は字幕なしでは無理、
どんな内容か知りたいという気持ちになるはずです。
そうなったら字幕を見て、だいたいの内容を確認してください。
「耳を慣らす」練習ですから、内容はだいたいわかれば十分です。

回数は人によって違いますが、2~3回は「字幕なし」で、
全体的には7~10回ぐらいでいいと思います。
また、仕事のお昼休みに3~4回、うちへ帰って晩ごはんの前に3~4回のように、
回数を分けて視聴したほうがいいでしょう。
全体で1日に20~30分、日本語を聞いたことになりますね。

なお、今回初めてN3やN2を受ける人の中には、ニュースは難しいと感じる人もいると思います。
しかし、何回も言いますが、これは「耳を慣らす」練習です。
「内容を完全に理解する」練習ではありません。
わからない部分があっても気にしないでください。
どんなニュースか、だいたいわかれば十分です。

この練習を続けることで、日本人がしゃべるスピードにもだんだん慣れてくると思います。
実際にJLPTの聴解問題を聞いたら、「あれ、あまり速くない」と感じるかもしれません。
そのように感じたら、練習問題をどんどんやってください。

いかがでしたか。
今回は文法と聴解についてお話しましたが、
特に聴解の「耳を慣らす」ということを強調しました。
次回は語彙と読解についてお話します。

今回も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。

次回のコラムもお楽しみに!

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