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Cafetalk Tutor's Column

Uta-Tomo 讲师的专栏

春のUta-Tomo散歩(東京都千代田区・番町エリア)

2023年3月12日

皆様こんにちは Uta-Tomoです!お元気ですか?

寒かった日々もだんだんと過ぎ去り、春がもうそこまで来ています。
暖かい陽気に誘われ、先日は赤坂見附から足を伸ばし、番町界隈をお散歩してみました。

番町といえば「番町皿屋敷」が一番に思い浮かびますが^^: 、しかしこの場所をご存じない方もあるでしょう。

お堀の東側に位置した、麹町と四谷、市ヶ谷の内側のエリア・・・・などと一生懸命説明するより地図リンクを貼りましょう・・・ 一番町から六番町まであるのですね。

Google map

”番町にお住まい”などと聞くと、ちょっと特別感が。長年、私の歌を聴きにいらしてくださっていたH澤さんもH瀬さんも番町のご住人ですが、お二人とも老舗のオーナー社長さんです。
昔は日本テレビの本社もここにありました。徳光さんや福富アナが、「ズームイン!」とかやっていた頃は二番町の日テレ通りがバックに映っていたのです(昭和生まれにしかわかりませんねww)日テレの跡地は現在、「番町の森」という公園になっています。

初めてこのエリアに足を踏み入れて感じたことは、「高台で静か」「文教地区の落ち着き」ということです。(セブンイレブンの外観は茶色!)「番町文人通り」という通りもあり、島崎藤村、泉鏡花、有島武郎、与謝野晶子・鉄幹、藤田嗣治など、明治から昭和にかけて、多くの作家、文学者が番町麹町界隈に住んでいたとのこと。

そして今回訪れたスペイン文化センター「インスティトゥト・セルバンテス」も、メイン通りから一本から入ったところに静かに佇んでいます。


ここには語学学校、図書館、展示室、そして最上階にレストランがあります。どこかやっぱりスペインらしい雰囲気。スペイン語は世界21カ国で話されている言語、と書かれていました。そう、スペイン語が話せると、見えてくる世界も活動範囲もめちゃくちゃ広がりますね! ああ、イタリア語じゃなくてスペイン語をやっておけばよかったかも・・・・

現在、こちらではメキシコの画家、フリーダ・カーロと夫のディエゴ・リヴェラの写真回顧展が開かれています。
”フリーダ・カーロは眉毛のつながった自画像ばかりを描いていたメキシコの女性画家”といった最少知識しかなかった私ですが、今回この展示を通して、彼女のルーツ、人生そのものを投影した芸術、メキシコの民族主義、社会情勢、脚の障害や短い人生、夫との関係など、初めて知ることができました。展示写真は両親や幼少の頃から、葬儀での亡骸まであり、リアリティが伝わってきました。又、「青い家」でのカラーの映像も上映されています。

入場無料です。4月15日まで。
千鳥ヶ淵お花見や四谷、紀尾井町、国立劇場、市ヶ谷などにいらした際には立ち寄ってみてくださいね


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