カフェトークでオンラインのバレエレッスンをはじめてから、もうすぐ2年になります。
いつのまにか、レッスンも300回を数えました☆
生徒のみなさま、カフェトーク事務局のスタッフのみなさま、
いつもありがとうございます(*^-^*)
また、はじめたばかりの頃から励まし支えてくれた母をはじめ
いつも応援してくれた私の愛する人たちに感謝を送りたいと思います。
300回を記念して、クーポンを発行しておりますので、
レッスンのリクエストを送るとき、ぜひ使ってください♡
さて、今週のテーマは旅行ですね~☆
私は旅が大好きなのですが、最近はなかなか出掛けられません。
写真は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるマリンスキー劇場のエントランスです。
降りしきる雪を照らし出す灯が、劇場へ賑やかに流れ込んでいく人びとを照らし出して、とても素敵な夜のワンシーンとして、今もよく覚えています。
私は、ウクライナへも何度か出掛けて、そこには大好きな劇場があり、
また、ロシアには、私がバレエを学んだ大好きな先生たちがいらして、
そのふたつの国の間で緊張が高まる度に、私の心のなかではバレエを通して深くつながり合っている、兄弟のような国の(ウクライナの南部では、ロシア語が話されていましたが、クリミアの戦争の後では、街のどこでも、ウクライナ語での表記が目立つようになりました)傷つけ合うことの意味を何度も考えました。
どんなに素晴らしい文化が、それぞれの国に豊かに受け継がれているか
どれほど心優しい、美しい人びとが、それぞれの国に誇り高く生きているか
自国の都合で、他の国を傷つけることなどできないのです。
それは、自分の都合で、他の人を傷つけることなどできないのと同じことです。
モスクワやサンクトペテルブルク(マリンスキー劇場と同じくしょっちゅう名前の変わる街なので、今ではなんと呼ばれているのか確かではないですが。笑)の広い、渡るだけで大変な道を歩いて、その広大な国の懐の深さに対する畏怖のようなものを感じた冬の旅のことを思い出します。
チュッチェフの有名な詩に
「ロシアは頭で考えてもわからない
信じることができるだけ」
という一節があると、ロシアの先生から教わりました。
人間のあらゆる面を描き出して、深い洞察に満ちた理性的な芸術を生み出してきた大国
どうか、世界を救うために過ちを繰り返さず、再び信頼と誇りを取り戻してほしい
そうしてまた、ロシアの文化を愛する世界中の人びとが待ちに待った旅ができるようになって、たくさんの人びとが再びロシアの都市を訪れて、その奥深く広い国に(渡るだけで大変な道に)あらためて驚嘆し、より深く愛することができるように
ウクライナで苦しんでいる人びと
深く傷を負った愛すべき人びと、最愛の人びと
彼らの許しを請うて、彼らの傷を癒やし、
あの美しい人びとの間に心からの笑顔が戻るように