皆様こんにちは。
日英バイリンガルのスティーブン 孝之 シャレットです。
本日のコラムは3部構成となっております。
長文になりますので、もしご興味のあるトピックだけお読み頂きたい場合は、番号を目次にしてスクロールして頂ければと思います。
1.「教えてスティーブン」に頂いた投稿への初回答(祝!)
2. 和製英語について 〜今週のお題仕立てで〜
3. 8/6-8/7は「オンラインスタンバイフルマラソン」で
スペシャル企画『喰らえ!和製英語100連発クイズ』を開催!
☆正答率=割引率のスペシャル特典付き☆
1.「教えてスティーブン」に頂いた投稿への初回答(祝!)
「教えてスティーブン!」へ届いた、私のレッスンを取ってくださっているペンネームJanice様からの投稿をご紹介させて頂きます。
<ご質問の内容>
「よく誤用されている和製英語についての質問です。先日レッスン中に申し上げたトランプで事例を申し上げます。ある日本人駐在員から、日本ではトランプというのは、アメリカ元大統領だけではなく、ゲームのカードにも使われると教えてもらいました。 また、とある英語のレッスンで、英語でtrumpだけでゲームのカードという意味ではないと知りました。スティーブン先生のこれまでの経験で、皆さんよく誤用しておられる和製英語について教えていただければと思います。」(※ほぼ原文まま)
Janice様は、日本語が堪能ですが、母語は日本語でも英語でもありません。日本語を母語としない方が和製英語に注目されるという点も大変興味深いですし、この投稿を頂いた時、確かに色々な生徒さんとのレッスン中に、和製英語を英語と思い込んで話している方が多い事実を思い出しました。という訳で、本日は和製英語について、やや鋭く切り込んでお話ししてみたいと思います。
2. 和製英語について 〜今週のお題仕立てで〜
「和製英語」というのは皆さん、一度は聞いたことがある言葉だと思います。
参考までに、Wikipediaによると「日本語の中で使われる和製外来語の一つで、日本で日本人により作られた、英語に似ている言葉。英語圏では別表現をするために理解されなかったり、もしくは、全く別物に解釈されたりする場合がある」と説明されています。
では、手始めに、今週のお題「好きな夏のデザート・スイーツ」をテーマに、私がよく耳にする和製英語満載の例文を見てみましょう。
「すっかり夏で暑いよね。クーラーが無いと死んじゃいそう。で、マイブームの話なんだけど、新しいスイーツの開拓にハマっててさ。こないだテレビでシュークリーム特集をやってたから、急に食べたくなってね。で、ネットで色んなお店を調べてピックアップしたの。でさ、その中から、オランダに本店があるんだけど、フランス人のコックさんが作っているメーカーの物が良さそうだったから、取り寄せたんだけど、届いた品物がアメリカンドックだったのよ! 向こうの取り違えのミスだと思うんだけど、びっくりしてクレームのメールを入れたら・・・」(ウダウダ続く)
さて、この中にいくつ和製英語があるか分かりましたか?
太字になっているので恐らく丸分かりですが、解説に続きます。
“It's already summer and so hot, isn't it? I would die without an air conditioner. Just a little bit of what I've been into recently. I've been on a quest looking for new sweets. The other day, I saw a TV special on cream puffs and suddenly wanted to try them. So, I went online and chose a variety of them from different stores. I found one that looked particularly good, made by a reputable company in the Netherlands by a French pastry chef. I went ahead and ordered it, but when it arrived, I realized they made a mistake. It turned out to be a corn dog! I was so surprised that I emailed them and complained...(blah, blah, blah)”
クーラー: coolerが元になっているのかと思いますが、この表現は通じません。
マイブーム: 英語でマイブームという表現したい場合はbe intoを使います。
テレビ: 英語ではTVもしくはtelevisionを使います。
シュークリーム: シュークリームはフランス語由来の和製英語です。和製英語の中には英語由来でないものも沢山あります。
ネット: ネットだけで通じる事もありますが、通常はonline、Internetを使用します。
ピックアップ: 日本人が「選ぶ」時に使うピックアップの表現は、英語ではchooseが適切です。
オランダ: Netherlandsです。発音が全く違います。
コック: スイーツに特化した料理人はpastry chefと表現します。
メーカー: companyとする方が適切です。
アメリカンドック: 英語ではcorn dogと言います。
ミス: 日本語で間違った時にミスすると使いますが、英語のmissは意味が違います。mistakeが適切です。
クレーム: 日本語のクレームの意味に相応しい英語はcomplainです。英語のclaimはまた違うニュアンスです。
メール: 日本ではメール=E-mailですが、英語ではemailと表現します。
和製英語は、日本語の外来語を取り入れやすいという柔軟な言語の特製、また国民性に依る産物だと理解していますので、その存在自体については受け入れて然るべきものだと思います。ただ、Wikipediaにもあるように、英語圏で話す時は、注意しなければ、意味がきちんと伝わらなかったり、別の意味に捉えられかねませんので、この機会に和製英語を、野球のように、片っ端から正しく打ち返してみませんか?という訳で続いては、和製英語にちなんだ企画のお知らせです!
3. 8/6-8/7は「オンラインスタンバイフルマラソン」で
スペシャル企画『喰らえ!和製英語100連発クイズ』を開催!
☆正答率=割引率のスペシャル特典付き☆
前回のハーフマラソンに続き、8/6と8/7はフルマラソンに挑みます。
一瞬、24時間走り続けようと画策しておりましたが、冷静に考えてみると、徹夜のフラフラ状態で生徒の皆様とレッスンする訳にはいかないことに気がつきましたので、2日間に分けて12時間ずつ開催いたします。
フルマラソンのレッスンメニューは・・・
時間帯に応じて、提供レッスンやポイントが変動しますので、スケジュールを、上の画像か、見づらければ、こちらよりご確認下さい。(Googleスプレッドシートが開きます)
このレッスンに注目!
「《御誂》スティーブンに任せろ!」のレッスンで『喰らえ!和製英語100連発クイズ』を実施します!
私が100問の和製英語をピッチャーのごとく投げかけ(出題し)ますので、生徒さんはそれを英語ではどう表現するのか、バッターのごとく瞬間的に打ち返す(回答する)クイズにトライしてみましょう!間違った問題に関しては、チャットボックスを使って、正解を解説いたします。
「ふふ、私、和製英語マスターです!」という方から、「あ〜、正直、真面目に意識した事ないです・・・」という方まで幅広く楽しんでもらえる様、以下のルールと特典を適応いたします。
<企画概要>
・開催日時: 8/6(土)、8/7(日)の12~24時
・レッスンの時間は30分程度を予定しています。
・レッスンポイントは1200P
・回答時間は1問に付き10秒以内(予定)!とにかく反射的に答えて下さい。
・レッスン後に、誤答した問がわかる出題した、和製英語100選一覧表をプレゼント!
<さらに凄い特典付き!>
オンラインスタンバイ限定特典として、正答数がそのまま割引率になる、特別クーポンをプレゼントいたします!例えば78問正解した場合は、次回使える78%引きの「《御誂》スティーブンに任せろ!(40分)」を差し上げます!
※8/6-7は予定が合わないけれど、このクイズに挑戦してみたいという方は、「《御誂》スティーブンに任せろ!(40分)」のレッスンの中にて対応させて頂きます。ただし、この場合、特典クーポンは付きませんのでご了承下さい。
※通常のレッスンが入っている時間帯等は、マラソン(オンラインスタンバイ)していないこともありますので何卒ご了承下さい。
最後に、投稿頂きましたJanice様の質問がきっかけで、このような企画を練り上げ、開催する運びとできた事は大変嬉しく、私自身とてもワクワクしております。
皆様、是非ふるって、腕試しにお越しください。
そして、引き続き、皆さまからの「教えてスティーブン!」へのご質問、アイデアのご投稿をお待ちしております。
今後も生徒の皆様と一緒に楽しいレッスンを考えていきたいと思っております。
Thank you!
スティーブン 孝之 シャレット