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Cafetalk Tutor's Column

SUZUKI_ 讲师的专栏

何れ菖蒲か杜若(いずれ あやめか かきつばた)

2022年5月31日

 

こんにちは、SUZUKI _です。 

明日から6月ですね。

雨が多い季節ですが、6月が待ち遠しく感じます。

たまには、アニメの話は抜(ぬ)きで・・

初音ミクの歌の話ではありません(*´꒳`*)


おばあちゃんが着ていた、古い着物の柄(がら)を
よく見ると‥

あやめの花、それともかきつばたの花?
どちらでしょうか。

さりげなく、季節の花や風景が描かれているのに気がつきました。
花の近くに,茶屋(水屋?)もありますね‥。

着物の柄って、おもしろいです。


♢何れ菖蒲か杜若
(いずれ あやめか かきつばた)



平安時代の末期の武将・源頼政(みなもとのよりまさ)が、
鵺(ぬえ)という鳥の妖怪を退治した褒美(ほうび)として
菖蒲前(あやめのまえ)という美しい女性を宮中(きゅうちゅう)から
賜(たまわ)る際に

ずらっと並んだ12人の美女の中から「菖蒲前を見つけなさい」と
天皇から言われたそうです。

「何れ菖蒲か杜若(いずれ あやめか かきつばた)」
美女を選びかねた頼政が その時に詠んだ歌の中にあるフレーズです。

「どの人も美人で、優劣つけがたい!!」という気持ちを表現したと言われています。

 


(意味)
あやめとかきつばたは 似ているため、区別がつきにくい、ということから
「どちらも優(すぐ)れていて優劣(ゆうれつ)がつけにくいこと」


ふむふむ・・・。

ここまで読んでくださって、ありがとうございまし




■ちなみに、愛知県の県花は「杜若(かきつばた)」です~■




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