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Cafetalk Tutor's Column

MaNami S 講師的專欄

不合格の恩恵

2021年7月13日

学生ビザを取得してはっきりとアメリカに移ったといえるのは2011年の暮れだったかと思います。それまでは数ヶ月毎に日本とアメリカを行き来する、今思えばかなり不安定な生活を1、2年続けていたような気がします。

 観光扱いでは語学学校に通うことも難しく、コーヒーショップで注文を伝えることが精一杯でした。それでさえ聞き返されるとしどろもどろで目も当てられません。映画を観たりシティーペーパーを読むなどしていても実際に会話をする機会がないと、ちょっとした英語もすぐには出てこない。

 そして2012年1月に語学学校での勉強が始まりました。クラス分けテストでは中級でしたがそれでさえもクラスについて行くことができず、何度か進級テストに落ちるということを繰り返し、最終的にはいちばん上のクラスまで上がり、TOEFLクラスなども取りました。 とにかく試験に落ちまくるので、ひたすら同じ内容の授業を受け続けるのですが、わたくしにとっては反復練習となり、うまく言えなかった表現や聞き取りを改めておさらいできることとなったので、むしろその時に英語力が上がったと自覚しています。

 なにより、最終的にはいちばん上のクラスや試験対策クラス(上級でないとそのクラスは取れない)に入り込めたのですから、早い遅いの差は人によってあったとしても辿り着けるところは同じです。

 試験はやはり一度で通った方がいいと思いますが、進歩に時間がかかる人には「反復練習」も大きいな、と気づいた時期でした。


※画像はヴァージニア州で山歩きをしたときのものです。




 

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