鉄輪温泉はみゆき坂やいでゆ坂、石畳のせまい路地のぶらぶら散歩が楽しいエリアです。
地獄巡りも近く、どことなく懐かしい昔ながらの情緒が感じられるのですが、
別府は戦争のとき空襲がなかったのでこういった古い街並みが残っているのだそうです。
それも占領後に米軍が保養地として利用する目的があったので標的にならなかったのだとか。
私たちも夜に散策する機会があったのですが、
湯けむりがライトアップされていたり
小さなわき道に入ったら不思議な光が見えたりしてどきどきわくわく(笑)
そんな中、ぼぅ~っと浮かび上がったあやしげな看板と温室。
「えんま」?って地獄のえんまさま?「ラボ」って何かの研究所?にしては、レトロなポスター。
「やっちゃば」?「ばちゃっや」?どっちから読むの?
いや~…、暗い中だったからか、よりミステリアスに現れたこの施設。
奥には蒸し釜や飲食スペースもあるので、ここも地獄蒸しができるレストランなのかな?
と思っていましたが、どうも国からの予算を受け、
地熱理解促進事業の一環として設立された施設のようです。
蒸し場だけでなく、あの温室では高級ブランドいちご「軽井沢貴婦人」が栽培されていたり、
竹細工の体験ができたり。
あの読み方が分からなかったのは「野菜場」から来ている言葉(⇒ヤッチャバ)のようで、
青物大国、魚種日本一と言われる佐伯からのとれたて野菜・活魚を取り扱っているとか。
なんだかとってもおいし…いや、おもしろそう(笑)。
別府は竹細工が有名なんですよ。
うちの母も、ここで竹細工を学んだ先生から教わって、竹籠を作っています。
(販売もしてますのでお問合せください)
さてクライマックスの泥湯温泉は
次回にしましょうかね。