プログラマー(システムエンジニアを含む)の平均年収は、20代で395万円、30代の平均年収で505万円と、ほかのIT業種と比較して低めとなっています。ただし、これはIT業界が成長し続けていることも影響しています。企業としては優秀な人材がほしいところですが、増え続ける需要に対して供給が追いついていません。したがって、経験の乏しい、あるいは未経験者でも、ポテンシャル採用せざるを得ない状況なのです。プログラマーは、エンジニア系キャリアのスタート地点ですから、年齢が高くてもスキルが低い新人がいることが、平均年収が低くなっている一因ではないでしょうか。
きちんとプログラマーとしてキャリアを積めば、「システムエンジニア」→「プロジェクト・リーダー」→「プロジェクト・マネージャー」へとキャリアアップしていくことができますので、将来的には高収入を得られる可能性の高い職種です。なお、平均年収の男女差はさほどありません。