こんにちわ
Make-up artistのTAKEです。最近スキンケアにハマっていたこともあり、肌についてばかりコラムを載せていましたので、今月はがっつりメイクについてお話ししたいと思います。
今月のテーマは、
「ワンパターンメイクからの脱却」
です。如何ですか?
メイクの仕事をしていて、多くの方から、「いつもと違う色を探している」と質問されますが、色々と試したりアドバイスを与えた結果、結局同じ(もしくは同じような)色を選択される事が多いです。時間があれば、その場でもっと細かく色々とレクチャーも出来るのですが、仕事上時間もそんなにかけれないので、それ以上はアドバイス出来ずで終わってしまうケースも多く、私もなーんかフラストレーションが溜まったまま終わる事も多いんですよねぇ(カフェトークさんを始めたきっかけの一つに、伝えたい事を伝えきりたいという思いもありました)。
また買ったり、貰ったりして使おうと思ったものの、結局使い方が今一つ分からず、タンスの肥しと化しているメイクアイテムも、意外と多いんじゃないですか?
こういったケースにより、何年も同じメイク(もしくは、似たようなメイク。中には何十年も変えていない人も)になり、結局ワンパターンメイクから抜け出せなくなっている人は、とても多くいるのではないでしょうか?
なので、巷ではあなたに似合うメイク教えます的な動画も多いですねぇ。ただ、観ても中々脱却出来ないでいる人も多いのでは?
えーっと、他の人の考え方は、そっと横に置いておいて^_^; ここからは私の考え方をお伝えします。
ワンパターンメイクから脱却するためには、まず「似合う」を理解しなければなりません。
私は、以前から「似合う、似合わない」を出来るだけ分かりやすい表現でお伝えしてきました。
例えば・・・・
「あなたがそのとき選んだ色が、その時あなたに似合う色です」(2015-10-09付コラム参照)
と表現してみたり、
「似合う色を選ぶよりも色を似合わせる方が大事」(2019-11-23付コラム参照)
と表現してみたり、様々な表現を使って説明を試みてきました。
実際は、「似合う」を表現するのって、かなり難しくて、メイクアップアーティストによっては表現を曖昧に逃げていることも多いですよねぇ。そんな難しい表現だからこそ、私はあえて逃げずにお答えしたいと思っています!
そもそも似合うとは、「その人の性格」が形になったものを指していると思っています。それを一番知っているのは、本人か身近な人達です。決して赤の他人が分かるものではありません。プロだから似合う色が分かるということではないという事です(勿論、その人の性格を知っていたら話は別ですが)。プロはメイクで何をしているかというと、知識とテクニックを使いメイクのイメージとバランスをとっているのです。
じゃ、「似合う」は必要ないのか? そうは、言っていません。
似合う = あなたのカラー
なので、あなたらしくするには、似合うカラーはどうしても必要となります。
じゃ、似合うカラーってどう選ぶのかって話になりますが、似合うカラーは、「自分の性格っぽいカラー」を選ぶ事です!
自分で分からなければ、身近な人に選んでもらうと良いでしょう。難しかったら、2~3色の中から自分らしい色を選んでもらうと良いでしょう。
いやぁ、毎度の事ながら長くなったので、今回は以上で終わります^_^;
次回は、本題の「ワンパターンメイクから脱却するためには」の真髄に切り込んでいく予定です。